（吹替）
今まで純粋に レクター博士の若かりし頃のお話として楽しめていたけど、この世界観でスッキリ出来るはずもなく、翻弄されるウィルをひたすら見ているのもうんざりしてきて、眠気との闘いの最終シーズンでした。
レクター博士がどんな風に捕まるのかを楽しみにしていたのに、拍子抜けする展開にもびっくりしたし、映画版を無かったかのようにしているのかと思わざるを得ないキャラクター変更や設定変更に戸惑いを隠せませんでした。
「レッド・ドラゴン」との相違点があまりに多すぎて混乱したし、レイフ・ファインズのレッド・ドラゴンが好きだから同じシーンを再び観せられてもなぁ…という気持ちがありもやもやした。
新解釈ハンニバルとして楽しむのはいいけど、最後までフレディ・ラウンズがビクともしないのは納得できない。あのキャラクター好きな人居ないでしょ💦フィリップ・シーモア・ホフマンが演じてた通りになるのかと思いきや、チルトンが痛い目見てるし… なんだかなぁ。。
原作も読んだことないからどちらが原作に近いとか詳しく分からないけど、映画版の世界観で味わったレクター博士が恋しくなってしまった。マッツ・ミケルセンのレクター博士も魅力的で良いんだけど、あまりに人を操ることに長けすぎて最後の方イライラしてた。
ライジングからハンニバルまでの間の話だと思って真面目に観ていたので、大胆な変更点に驚かされたし、マイケル・ピットが前シーズンで盛り上げてくれたメイスンの最期も映画版のことを思うとしっくり来ませんでした。
世界観とかこだわりは素晴らしいんだけど、シーズン１、２にあったような面白さではなくなってしまってた。
レッド・ドラゴン序章と誕生までは面白くてワクワクしたんだけど、暴走あたりはドラマのレッドドラゴンに魅力を感じられないと観るのもなかなかしんどくなってくる。
ラストはうーん……
その後の映像もレクター博士が生きてる事を示唆するようで不穏だけどイマイチ…
観始めた頃は映画とは関係なく若かりし頃に関わりのあったオリジナルキャストなのかと思ってたけど、ウィル・グレアムとか ジャック・クロフォードとかフレディ・ラウンズとか映画版と同じ名前使っているのに気付いてからは、キャラクターが全然違うことへの違和感しかなかった。
ここで打ち切りは妥当な判断だと思う。
