ジッポ

仮面ライダー555のジッポのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダー555(2003年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

井上敏樹脚本作。
平成一期仮面ライダーシリーズの中でも最高傑作だと感じる。人間の生と死をテーマに怪人と人間との共存を描いておりオルフェノクになってしまった苦悩が観ていてとても重苦しくそのシーンで流れるBGMの雰囲気が相まって感情移入が半端ない。
所々に導入されるコメディが結構面白くヒロインの真理と巧のやり取りや啓太郎のキャラも純粋に笑える。
第8話の夢の守り人が特に泣けた。全体的にシリアスな雰囲気は平成一期の中でもクウガ、アギト以上であるが故に傑作であると感じるのは戦闘シーンと日常ドラマのバランスが非常に良く毎話事に決まったテーマがありそのテーマに沿って展開されるストーリーと演出力と出演俳優の演技力の高さでありそれらの全てが融合しているが故に素晴らしい傑作になっていると感じる。
スマートブレインのオルフェノクもキャラが濃くこれまでにない新しいタイプの悪役。
中学時代からファイズのライダーデザインが好きで特にアクセルフォームがかなりのお気に入り。アクセルクリムゾンスマッシュの映像かっこよすぎかと。終盤は特に駆け足になってしまい勿体ないかも。
長田さんの最後は本当に泣ける。
草加雅人の死に方はかなりトラウマ。
かなり好きです。この作品。
リアルタイムで見れなかった事が非常に残念。
ジッポ

ジッポ