ゆ

ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 4のゆのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前シリーズまでと比べると若干前半部分の展開の遅さが気になるものの、安定した面白さがあった。特に夫婦喧嘩からのあの銃事件は、ご都合主義感は否めないもののそこから転がるように物事が進んでいき面白くなっていく。

このドラマはケヴィン・スペイシーとロビン・ライトの演技力による贅沢な演技が本当に魅力的。もちろんマハーシャラ・アリなどその他有名実力派俳優もいるのだけれど、こういった演技力のある俳優によって全体のレベルが確実に底上げされて他のドラマとは一線を画している。特にキャシーデュラントに対してフランシスが「私は人を殺した」と嘘をつくシーン(そして嘘じゃない…)はケヴィン・スペイシーの鬼気迫る演技に息を呑んだし、キャシー役の方もその圧倒された演技が良かった。 

そしてトムイェーツとの不貞を許すアンダーウッド夫妻プラスイェーツのいびつな関係よ…。
ゆ