シェイムレス 俺たちに恥はない シーズン３の9の情報・感想・評価

この回良すぎる 社会が求める秩序とそれに対応できない人間が振り落とされそうになるけど持ち堪えるというか本質が活きる回 こう言われたらこう言ってねというシステムに馴染めないフィオナ そこにリンクする悲劇的な物語なんていくらでも書けるけどつまらないだろと論文を書く反逆的なリップ 自分のせいでこうなってしまったけど、そんなつもりなかったのにと悲しむシーラと娘が母親を思う気持ちを伝えるデビー お互いにあなたは悪くないと伝え合うことで、自分が救われる言葉でお互いを救い合う二人 自分のままで社会に認められてつい帰りの電車で笑みが溢れるフィオナ 社会に馴染めるようなスーツを買うフィオナ 社会(マジョリティ)とそこから取りこぼされた人間の距離が縮まる そこで泣き続けるゲイのイアン シーラが謝ることで浮き上がる、普通の家庭じゃないことを言い訳にせず母親を静かに受け入れ続けてたカレン 良すぎ〜

フランクがゲイ人権運動の顔に。 フィリップとカレンの組み合わせは好きだったが、カレンはフィリップをいいように使いがちなので、マンディに車で轢かれてもしょうがないような気がする。 カレンも愛を求めていただけの可哀想な娘だとは思うのだが、リップの将来の枷になりそうな気しかしない。リップが毒と表現したのもそう感じ取ったのだろう。