タナダユキが監督したドラマ。凄い映画的です。タイトル通り際どいテーマだけど、正直、普遍的な話だと思います。
誰もが生物学的に最適の相手を愛するとは限らない。切ないですね。
愛情の形には正しさなどないと実感できますが、なかなかこの夫婦のように開き直り素直には生きられないですから。
作品タイトルがテレビ番組欄に掲載出来ないって窮屈さも、偶然ですが作品テーマと寄り添ってました。ちんぽが入らないはNGだけど、港区女子とIT長者のパパ活はオーケーな日本。矛盾した感想で恐縮ですが、嫌だけど嫌いじゃないです。
主演女優が、出演後、リアル未婚の母になったのも驚いた。色々と振り切ってますね。