あける

グッド・オーメンズ シーズン2のあけるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

演出がはちゃめちゃロマンス展開だったのと、この愛が環境によっての決別を意味することから最後の最後のシーンでめっちゃ泣いてしまった………………
(キスシーン直後に押し寄せた感情の波で「う゛ぅぅっ゛びぇぇええ゛」と子供の突然泣きみたいな声が飛び出てしまった)
どうしてくれるんだ………
必ず作ってくれ……あの2人が離れ離れはないのだよ………

1stはみんなの活躍が好きだったけどあらゆる方向でロマンスというか繋がりという得ようとも得られぬものでありそれこそが奇跡と呼べるものだよねみたいな「実はこうでして……」と開示される流れ、全シーズンのはちゃめちゃわっちゃわっちゃと違う静かにだけど確実に描かれる紡ぎあいのじっくりさ。良かった。

そして天国も地獄も結局組織の話になってるの笑う。
(あらゆる物語、組織の話が絡み合う、になるのよく見るけど面白いよな…)
神の話はあまり知らないけどそれでも楽しく見れてしまうので良い。



人の事はどうにかしようとするけど自分の事はおざなりで無頓着なの………アジラフェル……お前、ちょっと顔貸せや(オラつき)
な気分。



OFMDといいなんなんだよ……
物語の終わりをすれ違いにするなよ!!!!(泣いてる)




それはそうとして
コーヒーショップとレコード店の人たち良かったな……
「今は失恋したばっかりでそんなすぐには…」って自分の気持ちとか分かってるのがすごい良い。
まずは自分を落ち着かせたい!っていうのは人と人が一緒にいれば良いというわけでもないのも良い。
落ち着いて一緒にいれたらいるかもしれないけど(いて欲しい)

まぁ正直あの2人が何を察してクロウリーに話しに行ったか謎なんだけど、ロマンスへ向けての展開ならそれで良いんです(もしくは私の理解不足ならすまん!)
けど確かにこのシーズン観ながら「この2人(アジとクロ)、なんなの…」と人間的尺度(長く好意を抱きながら支え合い過ごしてるつかず離れずな人をはっきりとさせたい欲)でふんわり感じてはいたのでお節介な人間2人で押し付けてくれたのはそれはそれで良かったのかも。
けどなぜすれ違わせるのだ……ドラマチックだからか……ぐぬぬ仕方あるまい……………






それはそうとて本屋継いだコもとても好き🫶
本を愛してくれそう。

興味や関心、好奇心で世界は広がると思うので。





人間同士は本当に愛で結ばれるのか、それは永遠の謎である。
愛で結ばれるとははたまた、一体、何なのか。
それは、人の意思だけでも難しいこともあるだろうし、環境も大切だし……って考えるとしみじみしてしまう。

いつどうなるかなんて分からないよね、はいつも自分とパートナーについても考えることなので。

今日もたまたま一緒にいられるのはたまたま起きてることでもないのかもしれない。ある程度は互いに望まないと起こらない事態なのだから。



それにしても、永遠の時を持つというのはそう考えると、罪深いわ、天使と悪魔たちよ………
あける

あける