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ブラック・ミラー シーズン2のsappukeiのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン2(2013年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

01.未来の「猿の手」は空気人形として蘇るのか。SEXは人形相手の方が気持ちいいというラブドールギャグが面白哀しい。
02.『バトルランナー』的世界での無限地獄アトラクション。まともな人が一人として出てこない。いい意味でB級ホラー味がある。罪人の記憶を消して無限デスゲーム参加させるという鬼畜な罰を考えたの凄い。
03.Vtuber+NHK党的。過激な逆張り候補者(クマ)を持ち上げた結果、票が割れて保守候補が勝つというオチがリアル。
04.ダークである意味リアルな『電車男』、地獄コピーロボット、最先端ブロック機能が生む男女の悲劇、と各々が1話の物語として成立しそうなエピソードをひとつに纏めて、最後は皮肉的で悲しい結末で締める。これはめっちゃ面白い。覗き魔が全ての人々から強制ブロックされるのは、ジェシカ法等の性犯罪者への終生監視のメタファーか。
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