観始めるまで3回ぐらい10分で止めて随分悩んだ作品
日露戦争の前後、朝鮮王朝最後の時代
どう考えても日本人が観るにはセンシティブ極まる
反日っていうレビューが散見されてどうにも怖くて
確かに日本人も極悪非道の限りを尽くしているけど
韓国人の売国奴たちも酷いし
欧米の狡猾さもたいがい
つまりその辺は平等な扱いだと思った
侵略とか侵攻って どう転んでも殺戮しかない
奪い合い 殺し合いに
もうちょっとエエように描いて！とか絶対ない
1800年代後半
欧米列強がアジアへ勢力を拡大
まさに世界戦国時代
これを観て一番強く思ったのはコレ
日本の幕末には偉人がたくさんいて本当に良かった
幕府と王朝 階級制度 政治腐敗 日本と韓国は文化もよく似てる
韓国より少し早めに改革の道を選んだ日本も
一歩間違えば同じ運命を辿っていたかもしれない
というか ならなかったのが不思議なぐらい
あと明治政府は元々嫌いだったけどマジ無理だと確信
日本では伊藤博文がお札になるけど
韓国では極悪人 暗殺されて然るべき
誰かの正義は 誰かの悪
それと…日本の教育でどうしても言いたいけど
近代日本史をもう少し学ぶようにした方がいい
卑弥呼とかは二行でいい
「邪馬台国という国があったらしい」ぐらいでいい
明治以降をもっと勉強しないと
日本の世界での立ち位置がわからんまま孤立してしまう
本題に戻ると
一人の女性に男3人が命懸けっていう設定で
色々な立場の人の運命を多角的に描いた脚本はすごいと思った
太古の昔から戦争で命を懸ける時って
みんな自分のためじゃなくて家族や恋人を守るためだと思うし
現在進行中の侵略戦争もそうだと思う
このあとの韓国の歴史については
日本側を通してしか知らないので
なにかの機会にまた掘り下げられればと思う
