内臓マン

ピーキー・ブラインダーズ シーズン5の内臓マンのレビュー・感想・評価

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ピーキーブラインダーズは進み続けるしかない…。
たとえ呪われていたって…。
今までのシーズンの中で1番に渋くて1番にヘヴィーな内容。
ネトフリ限定配信になってカメラの感じもだいぶ変わり、そしてすごく好みの別れそうなシーズンでもありました。
その要因の一つとして、微妙な敵キャラに(※個人的な意見です)、激重ストーリーが絡んでくる点。
いやまあ敵キャラに関してはこれは意図してでしょうね。
それでも今までの作風とは全然違うことは確か。(スピーディーなのに変わりはありませんが…)
シーズン4大好き勢は乗りずらかったんちゃう…?

やっぱり血の繋がりを大きく感じましたね。
多くの仲間が離れていく中で、アーサーやエイダは何を言っても結局近くにいる。
最終話では衝撃の人物が消えてしまいましたし、この2人にも凄まじいエピソードが襲いかかったので、余計に血の重みがとてつもない質量を持って伝わってきます。
そしてこの議題でどうしても外せないのがアベラマゴールドの存在。
シーズン4時点ではここまでの重要人物になるとは思いもしませんでしたから大分驚きです。
ここまで悲しくシェルビー家と対比されるとは…。
なるほどここからのシーズンは各々の血についての話になってくるのか…!
シーズンのOPが彼だったのも納得です。

そしてどんどんトミー周辺に近づいてくる死の匂い。
joydivision「Atmosphere」が流れるとは。
Radiohead「climbing up the walls」が流れるとは。(「OKComputer」の曲使うってすごいな)
そろそろキツいよトミー、俺もお前も。
今のところ前情報は「The smile」だけ。
トム・ヨークの音楽と絡めてどんな結末を見せてくれるのか。
次シーズン期待超超超大ですこれは。
トムハにも期待…。
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