あちぴろ

刑務所のルールブック/賢い監房生活(原題)のあちぴろのレビュー・感想・評価

4.8
泣いた。
ミンチョルさん(チェ・ムソン)のクリスマス特赦が決まりペン部長(チョン・ウンイン)が涙するシーン、ミンチョルさんの娘と気付くシーン。涙腺崩壊した。

本作のジャケット写真を見て「イカゲーム」でパク・ヘスを知り、「賢い医師生活」を観て本作も「賢い刑務所生活」という「賢い」シリーズであるのを知り、医師生活シーズン1を観てイマイチ自分にはハマらなかったので、違う作品を観ようと手を出した。

笑った。
西部刑務所に移ってからの同室の面々の個性とキャラに笑いまくった。
ハニャン(イ・ギュヒョン)とカイスト(パク・ホサン)、ハニャンとジョンウ(チョン・ヘイン)のじゃれあい?には声出して笑った。

ミンチョルさん(チェ・ムソン:元ヤクザ、殺人罪)
ジャンパルジャン(カン・スンユン、窃盗)
コ先生(チョン・ミンソン:大企業の常務による収賄容疑の身代わりで服役)
ハニャン(ヘロリン、薬物使用)
カイスト(詐欺罪)
ユ・ジョンウ(元軍人、殺人)
彼らの背景もまた深くて、織りなす人間ドラマが熱い。これに、ペン部長の人間味ある優しさが堪らない。

医師生活より、圧倒的に胸が熱くなった。

妹が好きなのね、基本的に。笑
医師生活に出てる人たちがこちらでもたくさん出てくるのも面白い。

ただ、カイストとコ先生がその後どうなったのか、ユ大尉もきちんと釈放されたのかを写して欲しかったので、マイナス0.2です。
ハニャンだけ報われない。薬物の怖さを写したかったんだろうか。自分が言ったお店にはなぜ行かなかったんだろう。

満点レベルに泣いて笑って熱くなったドラマでした。


(2021/1021〜10/24)
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