おらおらせきタン

Marvel ルーク・ケイジ シーズン1のおらおらせきタンのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ギャングの抗争が激化するハーレムを舞台に、腐敗を排除し人々を守るべく奮闘するルーク・ケイジを描く。ブラックカルチャーへの敬意を下地にしつつ、黒人差別の現状やそれに政治や警察が加担してきたことにも触れる。
特に、この作品が魅力的になったのは悪役の存在だろう。中盤までのコットンマウスという表にも裏にも濃いヴィランに、権力欲から滑り落ちていくマライア、狂気を孕んだルークの義兄であるダイアモンドバックと、物語を牽引した。