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序盤こそバタつきや粗が多くかなり不安な走り出しだったものの、その後は丁寧な積み重ねにより明るく熱い作品に。最後こそ詰め込みすぎのきらいはあるものの、視聴者が観たいものも、制作陣がやりたいことも全て詰め>>続きを読む
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とてつもなく規模が壮大で、登場人物も非常に多く時間軸もばらばらと、かなり複雑な作品ではあるのだが、それらがすべて結びつきつつ大きな物語へと収束され推進されていくのでとにかく面白い
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あまりにカオスなアンブレラ・アカデミーがついに完結。毎度の通りストーリーを置き去りにしたとてつもない推進力で描かれるカオス、そこにマルチバース設定が明確に取り込まれたことでさらに話が複雑に。いつもと同>>続きを読む
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クトゥルフ的なホラーと黒人差別の歴史を融合させた怪作。流石はジョーダン・ピールにJ.J.エイブラムといった映像面での面白さやホラー描写の凄まじさと同時に、「黒人差別」に関する作品を描いてきたというミー>>続きを読む
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メタヒューマンとはいっても、皆一筋縄ではいかず様々な不都合を抱える面々、ついに「ドゥーム・パトロール」としてヒーロー活動を始めるがそう簡単な話ではない一方、世界の滅亡も迫り...
ある種の「障害」をど>>続きを読む
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『ザ・スーサイド・スクワッド』にて右翼的なクソ野郎だったピースメイカーを主人公に据えたスピンオフは、映画以上にジェームズ・ガンらしい下品さとグロさが炸裂。ストーリーとしての面白さもさることながら、排外>>続きを読む
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淡々とではあるが、丁寧に明日夢と鬼たちの活動を描いた前半(「音楽」を重視し、何らかの行動にクラシックや吹奏楽的な効果音が付くのが気持ち良い)と大幅な路線変更により良くも悪くも「平成ライダー」的になった>>続きを読む
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「ジェダイ黄金期の物語」と銘打ちつつも、どちらかというとジェダイの傲慢と限界が描かれこれからの斜陽と硬直化を感じさせる。主人公であるオーシャとメイの出自というスターウォーズシリーズ全体にインパクトを与>>続きを読む
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おそらく三浦按針をモチーフに豊臣秀吉死後の政治抗争を描く。登場人物や役職など、史実とはかなり改変されていることもあり「日本人」としては逆に困惑する所もあるのだが(石田三成モチーフのキャラクターが大老だ>>続きを読む
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ゼンカイジャーやドンブラザーズでも『スーパー戦隊』における「定番」を変えていこうという取り組みがみられていたが、今作は更にそれを押し進め、ほぼ全編を(LEDウォールを利用した)ファンタジー世界におき、>>続きを読む
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ネイティブ・アメリカンの血を引くマヤ・ロペス、閉鎖的な故郷から離れキングピンに育てられ殺しの技術を教え込まれた彼女は『ホークアイ』で父の死の真相を知り、キングピンの組織との抗争を続ける。育ての親に教え>>続きを読む
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以前の映画版がどうしてもダイジェスト的になってしまっていたパーシー・ジャクソンだが、ドラマということでキチンと尺をかけて作ってくれたおかげで原作ファンとしては納得のいく出来(神々の理不尽さを結構嫌らし>>続きを読む
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中盤まではどこか地に足のついていないふわふわとした作風で、以前観た時も途中で挫折してしまったのだが、終盤のバトルファイトの真相と「ジョーカー」の存在を巡るシリアスな展開は各陣営の壮絶な覚悟と悲壮感、そ>>続きを読む
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新規造形の怪獣も多く、近年の複数のウルトラマンが出てきたり過去作との関連が明示されていた作品とは違い、ブレーザーという世界観が独立して存在しているような新しい作品ではあった。そのため展開が読めないとい>>続きを読む
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視聴者から寄せられた心霊動画のトリックを映像編集の知識で解き明かす、ありがちなようで捻った秀作のS2。大ネタがばれている状況ゆえS1ほどの強烈なインパクトはないものの、トリックとテーマ性が接続された上>>続きを読む
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「未来」を変えるために「今」をもがく。タイムファイヤーとの確執など、非常に生々しい人間関係も描きつつ、ドルネロやギエンといった敵もまた非常に人間臭く魅力的。「名作」とは聞いていたが流石の出来。
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『ソー』や『アベンジャーズ』を通して「王」になろうとしたロキ、本編時間軸での死を知った変異体のロキであったが、本編とは違った形で「大人」に。時間軸とタイムトラベルをめぐる複雑な展開は回収しきれていない>>続きを読む
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アソーカがメインのシリーズというだけではなくサビーヌがその弟子となることで、『反乱者たち』S5の様相も呈する今作。チョッパー、ヘラ、エズラら『反乱者たち』の面々も実写化し、ストーリーも『反乱者たち』の>>続きを読む
実写化に当たり、色々変える部分は多くオリジナルの展開を作っている場面もあるのだが、シリーズとして一本貫きつつ後の展開を見据えながらも簡潔に組み立てた再構成の手腕は見事。「実写化」としても、きちんと再現>>続きを読む