老いと衰え、やがてくる死について、コミカルかつあっけらかんと描くネトフリ人気ドラマシリーズ。
いよいよファイナルシーズン。
こんなに主要キャラの平均年齢高めなドラマを好きになったのは初めてかも。
テンポ良い会話劇、濃いキャラ、ゆるい雰囲気、軽い気持ちで見られるのにときおりズーンと心を打つワンシーンが来るんだ…
自分が死ぬ日の予言を信じ、自身の葬式を準備するために奮闘するフランキーと振り回されるグレイス。
カラオケ大好きイメージを誇張された日本のビジネスマンに苦笑w
フランキーが傍若無人なようでいて、最終回には自分が何に怯えているのかをグレイスにぶちまける。
切なかった。間髪入れず面白展開になるけど。
グレイスとフランキー、凸凹だからこそぴったりな二人の友情が永遠でありますように。
元夫たち、娘たち、息子たち、それぞれも丸く収まって大団円。
誰もが成功して終わるわけじゃなく、道を断たれたり別れたり、ほろ苦さもありつつ前向きなのが良かった。
ブリアナとマロリー姉妹にもうっかり胸キュンしてしまった。社名ビッチ&ヌードルじゃダメかw
もっとシリーズを見ていたかったけど、コロナ禍を経て、役者の皆さんもここが幕引きに一番良い時期なのだろうな。
サヨナラを言わない爽やかな終わり方が彼女たちらしくて素敵だ。
