タイトルを見て、結婚うんぬんの、気晴らしに頭空っぽで見れる恋愛系ドラマだろうと思って視聴。
結果、いい意味で裏切られました。
野村周平のウジウジした性格とイジイジな動き、潔癖症で女性とコミュニケーションを取るのが困難なキャラ。
まずそこで、エッなんだよこのドラマ！？ってなった。
暗い。マジで暗い...！苦しい！
レビューを見る限りそこで視聴をやめたもったいない方達が大勢いたみたいだけど、
自分がかなり沼にハマりました。
1番の理由として、自分も主人公と同じく結構な潔癖症であること。
共感だったり思うことが多く、心が痛かった。
それから、結婚に対する意識。歳を重ねるごとに結婚という行為、ワードに重圧を感じていたところ。余計に心に響きました。
主人公の潔癖さは重度で、なかなか周りに理解されない、そして自分からも他人に理解されようと頑張らない性。
この法律に対しみんながアンチアンチで物語は進んでいったけど、最終話では全員の成長した姿が見られて上手くまとまっていて感動した。
ただのアンチ心ではなく、この最低な法律を通じて様々な人間と出逢いその中で大切なことを沢山学べた。
あの暗い入りから其々の人間の素顔を垣間見れエ！と驚くようなゴチャゴチャ設定を経て、展開としてわかりやすいといえばわかりやすいが飽きもしなかったしすごく綺麗にまとまっていた。
結婚は義務ではない。
しかし結婚する権利はある。
最後の最後に結婚相手の条件は？と書いてある用紙が映り、
全話見てくれた人と書いてあって、クスッと笑ってしまった。
最初っから暗すぎる感じでスタートしてるから拒絶反応起こした視聴者は沢山いるだろうが、途中で見るのをやめてレビューに散々なことを書くのは見当違いでアホなのでしっかり最後まで見て欲しい。
ただのドラマ、フィクションと潜らずに。
