ぷーどーる

マスター・オブ・ゼロ シーズン1のぷーどーるのレビュー・感想・評価

5.0
何気なく視聴し始めた本作。
結論から言って、最高だった。

みるみるこの作品の魅力にハマっていき、取り上げるテーマや、撮り方の変化などにいい意味で驚かされた。


シーズン1は
気軽に観れて面白く、シンプルに楽しい。マイノリティに焦点当ててるのが良い。

シーズン2は
大人の深さや情緒溢れる感じ。オシャレな雰囲気が観やすくしてくれたけど、みていて結構苦しくなるような内容もあった。恋愛の苦しさね。
あのイタリア人女性はなかなかの小悪魔だな、、もはや悪魔でしょう。
そう言う私も20代のうちは、その罪深さを今ほどは理解できなかったとも思う。

シーズン3は
作風がガラリと変わる。どうやらシーズンどころかエピソード毎に監督と脚本家が違うっぽい。おもしろい。
昔の映画のような映像と音楽が、田舎の雰囲気にも、離婚、不妊治療、不倫などの重ためのテーマにもマッチしていて、それらをノスタルジックに映していた。

一貫しているのは、描いているのが人生そのものであり、とりあげるテーマや細かい描写が絶妙にキャッチーであること。


いくつも印象に残っているエピソードがあるけど、中でも好きなのは、
・デフとレイチェルとのナッシュビルデート
・サンクスギビング
・シーズン3の4話

良い時も悪い時もある人生。
最高に楽しい時も本当に辛い時もある人生。
いろんな人がいて、いろんな人が関わり合う。
人は強く、そして弱い。
ぷーどーる

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