このレビューはネタバレを含みます
Vol1までは流石のストレンジャーシングスクオリティ、めっちゃ面白いです。
特にエピソード4のマックスのKate Bushのシーン、ストレンジャーシングスの中で一番最高なシーンでした。
8.9話になって少し、回収の遅さ、ストーリーテリングの遅さの結果が目立ってきたかなといった感じです。
ストレンジャーシングス大好きだからこその
不満点一覧
○ヴェクナのストーリーにおける立ち位置デカすぎる割に問題
ヴェクナの本来の目的(ホーキンスにでっかい裂け目を開く)はもっと前半、少なくともvol1の最後あたりに示唆されてもよかったのでは?8話あたりに突然言われても事の重大さが欠けてしまう。
ってかマインドフレイヤーもヴェクナでしたって結構適当すぎない?シーズン2から示唆されてきたラスボス、マインドフレイヤーがあっさりヴェクナやったんがすごい悲しい。あのスケール感がよかったのに、一気に人型に小さくなった感じ。
○マックスvsヴェクナのマンネリ感
マックスが瀕死になるシーン、一度抜け出したのにもう一度見せられるとマンネリ感がありますし、4話のあの必死の生存劇が薄まってしまう。
○エディの死、わかりやすすぎるし、結局意味なくね?問題
エディの死が特に意味がない。死亡フラグが立ちすぎてて誰もが予想できるし、あの場面でエディがデモバットと戦ってもあまり意味がない。普通に現実世界に戻ってもよかったのでは?戻ってから逃げても他に裂け目はあるからナンシー達は帰れるし、現実世界で戦った方が絶対いいよね。結局エディは無駄死にに近い。
そもそもストシンあるあるの毎シーズンキャラ殺すのあまり良くない気がする。キャラの死の価値が薄まる。これでもし来シーズン、スティーブやウィルが死んでも、死の重大性や意味が伝えれるのか不安でしかない。
○ストーリーの説明不足問題
結局8.9話で合計4時間以上使っているのに、enzoのその後やホーキンス研究所のメンバーのその後は一切説明なし。普通に気になるよね。
○みんな遠隔で戦いすぎ問題
普通に終盤にかけて合流するのかなと思ったら、最後までホッパー組はロシア、マイク組はLA、スティーブ組はホーキンスと結局バラバラやん問題。ストレンジャーシングスの良さのみんなで一致団結して田舎町で戦うという点が全く生かされてない。ちょっと悲しい。多分これはシーズン5で観れるから別にいいけど。
感想
めちゃくちゃ泣いたし面白かったけど、シーズン1.2.3にくらべたら、プロローグ感が否めなかった。はやくシーズン5観たいね