最高のドラマ。80年代のポップカルチャーオタクとしてはたまらない作品だった。観ている間中元ネタを探していて、大体のシーンをニヤニヤしながら観てしまうほど楽しい要素が盛り沢山だった。
このドラマで一番感動したのが、メインキャストにウィノナライダーを起用しているところである。これだけで、このドラマの製作者が80年代から90年代初頭にかけて青春時代を過ごしたオタクなんだろうな、と製作者に感情移入してしまった。そんな間違いないセンスの製作者が、自分たちの好きな要素を全部詰め込んで作った作品だから、面白くないわけがない。何一つとして外してない。
第一シーズンは「ポルターガイスト」をベースにしたスピルバーグ愛にあふれたストーリーで、第二シーズンは「エクソシスト」感プラス学園モノ、第三シーズンはボディスナッチャーものプラス怪獣映画、というバカバカしいオタクの妄想をそのままやっていて気持ちが良い。他にも、クローネンバーグやジョンカーペンター、ジョンランディスなど間違いないメンツのオマージュがふんだんに組み込まれていて、映画ファンとしてはただただ感謝するしかない。
もちろんそうしたオタク的遊びだけじゃなくて、登場人物の顔、など素晴らしい点は他にもたくさんある。出来る事なら永遠にやってほしい。
シーズン3には色々言いたいことがある...
