MubaoMasato

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1のMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

『世界には、表側が自分達が生きている場所である。では、裏には何があるのか?』
それを表現したStranger Things。滅茶苦茶面白かったですね。それでは、あらすじいきましょう。

1983年11月インディアナ州の郊外の町ホーキンス。
マイク、ルーカス、ダスティン、ウィル達は夜まで遊んでました。
だが、謎の場所ホーキンス国立研究所付近に住むウィル。謎の化け物に襲われ、そのまま姿が消えてしまう。
そして、世間からは不安視され、警察を動員するほどであった。特に力を入れていたのは、警察署長のホッパーであった。彼は徐々に事件性を掻き分けていたのであった。
一方、町離れでは、坊主頭の女の子が出てくる。名前はイレブン。
彼女は、ホーキンス国立研究所の脱走者であり、超能力を扱える少女でした。
それを追いに来た、研究員とお父さん。
イレブンは逃げます、そこで出会った、マイク達。彼等はイレブンを匿います。
そこから繰り広げる闘い、逃走はどのようなものなのか?そして、研究所とは?

いやー、滅茶苦茶面白かったですね。自分が好きなものが混ざっていて、面白い。滅茶苦茶凄いですね。普通の世界に超能力の一人が出てくると、パワーバランスや少し浮いた存在になりやすいのですが、この作品超能力者は闘いには優位に立ちますが、反動も大きく、超能力で起きたPTSDも滅茶苦茶辛く、超能力もよもやよもやと感じましたね。

そして、何より化け物が怖すぎる。多分今まで見てきた化け物の中では、気持ちが悪い顔と身体でしたね。

そして、SF要素が理論的であり、発想が面白い。この作品で重要なのは、裏側の世界です。裏側の世界は、中がグチャグチャで、化け物もいる。そこは、表側の人間は入ることが出来ません。でも、そこに挑む子ども達や大人達。様々な材料を使って、裏側の世界と繋ぐ行程を、見せるのは滅茶苦茶楽しかったですね。

そして、仲間が集まるのも滅茶苦茶好きですね。最初ウィルが居なくなったことで、お母さんだけがウィルが生きていることを信じて、死体が上がっても、信じずウィルを待っていました。そして、徐々にウィルが死んだことが、虚偽でないかと判明して、子供達や、ウィルのお兄さんやバーバラやホッパー達がウィルを助けに行くのは滅茶苦茶熱かったですね。最初はお母さんが狂っていると判断して、皆が遠ざかっていたが、息子だけが信じて、仲間を集めたり、主人公もエルを使ってウィルを助けるのは凄く感動しましたね。

そして、恋愛。この物語は良く恋が描かれます。主人公の姉や主人公とエルの関係。ここは、とても純粋で、喧嘩もしたり仲良くなったり、凄く青春っぽいが、混沌とした地獄でも、恋は育まれると感じましたね。

まだまだ語りたい場所はあるのですが、特に6話からの盛り上がりかたは異常なので滅茶苦茶お勧めです。
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