MubaoMasatoさんの映画レビュー・感想・評価

MubaoMasato

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グレート・スクープ(2024年製作の映画)

3.8

「グレート・スクープ」
エプスタインとアンドリュー王子の少女の性的虐待の疑いをかけられており、逮捕状がエプスタインに出て、その後エプスタインの関係が露呈し、謎のまま自殺した。
その疑いを王室にまで行き
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

「落下の解剖学」
息子が犬の散歩から帰ってくると、お父さんが雪の上で頭から血を流しながら死んでいた。それは、家に一緒にいた母も気づかない死であった。そこから、検証や法廷を経て、罪を決めるが、それは全て
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.8

「フォロウィング」
人を追うことが好きな者と人の物を盗むことが好きな者の二人が盗みを働くクリストファー・ノーランの処女作。

一作目でこのレベルで、時系列もこの時から変えていたのは、もうこの時から頭一
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

「デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 前章」
滅茶苦茶グチャグチャしてて、それを飲み込んで、本当に訳が分からない展開だった。でも、これは後章で全て明かされるよな。明かされなかったら、流石に怒
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

「パストライブス/再開」
小学生の頃、二人共好きだった韓国の男女。だけど、女の子はノーベル文学賞を取るために、アメリカに引っ越してしまった。男の子は、韓国。女の子はアメリカへ。そして、時を経て、SNS
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

「ヒメアノ~ル」
性と殺を交錯しながら、描き、殺人犯が何故殺しを頻繁に行い、無差別なのかを最後にボンと出た時の、衝撃が強かった。邦画の中の殺人犯でも、上位に食い込む怖さでした。何故、犬を轢き殺さなかっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

「OPPENHEIMER」
正直2023,2024年はこの映画を観るために生きていたと言っても過言ではない。オッペンハイマーの本も読んだし、原爆の知識も少し増やしながら、ずっと楽しみにしていた。そして
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

「DUNE PART 2」
今作は完璧に面白く、映画館のスクリーンに大音量の音が自分の心を飲み込んだ。今の所、一位ですね。それくらい面白い。

前作は、王の場所から追い払われ、砂の民と一緒に反旗を翻す
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.9

「π」
円周率・πを解明する今までに見たことがない作品がリバイバル上映。(配信は今のところなし)


まず、挿入歌がカッコ良過ぎる。激しい音楽だが、脳の神髄に直接触れるような感覚に似ている。
また、π
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12日の殺人(2022年製作の映画)

4.0

「12日の殺人」
殺人事件の中でも20%は未解決事件として終わる、その中の一つの未解決事件を取り上げた作品。

一人の女性が生きたまま燃やされた事件が起き、彼女の交友関係を調べると沢山の男の人とセフレ
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

4.7

「ロードハウス/孤独の街」
ジェイクの怪演再び。今回は元UFCファイターの喧嘩激強の用心棒。それ以外は全てが優しく、指導も的確で後継者も残している。会社だったら、優秀な人材。

そして、今回の敵役は本
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.6

「特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト」
これを映画館でしたのか。。絶対にNHKで放映した方が良かった。だけど、四月から三期が始まるので、初見の人は訳が分からないだろう。でも、この作品
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

「カード・カウンター」
カードで最後まで行くかと思いきや、最後は違う方向に進んだのに驚いた。
淡々と進むが、主人公のアイザックの色気がムンムン漂わせており、カッコ良すぎる。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.8

「アメリカン・フィクション」
全方向に差別していません!というリベラル野郎に中指を立てたコメディーと黒人としての差別が未だに存在していることを表現している映画。

本当に差別は隠されているだけで、今で
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14歳の栞(2021年製作の映画)

-

「14歳の栞」
演技じゃない、本当の顔と行動と感情で動く中学二年生達のドキュメンタリー。今回登場する生徒たちは実在するので、彼等達のことをとやかく言うべきではないことを念頭に置いて観ることが前提だ。
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市子(2023年製作の映画)

4.5

「市子」
市子という名前の彼女はいなかった。数々の欺きと多くの謎が残されながら、回想と現実を行き来しながら辿っていく映画。

正直戸籍の問題かなと「ある男」を観ていたので、少し分かってしまうが、過程が
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

4.8

「俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー」
主人公三人が勝手に作り上げた架空の人物がいて、その架空の人物の都合で、自分達は他人の目を掻い潜り、そのまま大人になっていた。そして、他社にもリッキーの存在を
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.4

「十二人の怒れる男」
会話劇で狭い場所で12人の男達が、一人の少年の罪を決める話。
最初は一人が無罪だと思い、証拠を熱のように語り、徐々にこの事件は不可解なことがあると気づき始める。電車、高齢者、速さ
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.0

「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」
中々社会派に切り込んでいると感じる作品だった。心を失えば、平和になるが、人間としての機能を失う反面を残す。
でも、博士の言いたいことは分かる。今の起こっている戦
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ブラック・ジャック ふたりの黒い医者(2005年製作の映画)

3.7

「ブラックジャック ふたりの黒い医者」
ブラックジャックとキリコの生と死の医療を描いた映画。
アニメを切り抜いて貼って、最後に繋げた感が否めないが、面白かった。僕はキリコ側の視点を持つ考えなので、ブラ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.3

「黄龍の村」
60分のB級るろうに剣心を見ている感じだった。
冒頭の嫌いな大学生が殺されるのは嬉しかった。(僕はこういう大学生が一番嫌いなので。。)村のルールに押し付けられて、バトルロワイヤル開催。
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

-

「HIDEO KOJIMA: CONNECTING WORLDS」
ゲーム界の鬼才・小島秀夫監督のドキュメンタリー映画。出てくるゲストが豪華すぎるし、監督のゲームで単なる戦争をするのではなく、意味を出
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

「怪物」
視点の違いで人の印象が大きく変わってしまう映画であり、脚本もキャストも化け物級の映画であった。

学校のいじめと先生と親との関係を描くのですが、最初嫌な奴だなと思ったら、見るにつれて大きく印
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.0

「ボーはおそれている」
この映画は、本当に意味が分からなかったです。ごめんなさい!!
3時間ずっとアリ・アスター監督の脳みその奥を見ている感じでした。宮崎駿が言っていた、自分の脳の奥を見せすぎると訳が
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」
劇場版ハイキュー!!の前半戦のゴミ捨て場の決戦。周りの人も若い人ばかりで、非常に嬉しかったです。(僕の隣の人はスマホいじっててこいつはファンじゃないなと思い
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

「ザ・ホエール」
体重200キロを超え、最愛の彼が死に、自分の死期も近づいていた。最期に8歳の娘で別れ、成長した娘に会い、エッセイを教える話。

主人公ブレンダンの演技と体の使い方が、本当にいる人だろ
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

-

「ポップスが最高に輝いた夜」
最高のアーティスト達が一曲を歌い、世界の慈善活動を呼び掛けた。その舞台裏を映した作品。全員が知っているアーティストをどのように呼び込んで、まとめ上げたり、トラブルで帰る人
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

「夜明けのすべて」
人には分かり辛いし、苦しんでいる人間がいる。それを支え合う社会になれば、幸せになると感じた映画でした。

大抵自分が人が感じないけど、気になることやストレスが溜まることが多々ある。
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狂覗(2017年製作の映画)

3.0

「狂覗」
不思議な映画でした。教師が生徒よりも悪いことをしていて、見逃しているというテーマかと思いきや、生徒も悪い奴らばかりで、どちらの軸に感情移入すれば良いのか分からなかった。これが、実話?

主人
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マーベルズ(2023年製作の映画)

2.7

「THE MARVELS」
本当に面白く無い作品。EG以降DLCのような作品とドラマばかりで本軸には全く関わりの無い話ばかりで、最後に至ってはカマラが若い女性ヒーローを集めて、アベンジャーズの下位互換
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.1

「アメリカン・ビューティー」
平凡な家庭を求めた結果の続きが描かれている作品。全員が何か欠落しており、最後はその欠落したモノを幸せと捉える。

盗撮魔、幸せを感じない男、セックスが夫とは出来ないので不
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9

「少女は卒業しない」
朝井リョウ原作の小説が映画化。「正欲」の本が凄すぎて、こちらの映画を見逃していました。監督は「カランコエの花」を手掛けた監督で学園生活を撮れば中々面白い。

個人的には、図書館の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

「哀れなるものたち」
胎児の脳ミソと大人の体を持って甦ったベラが何かに囚われながら、世界を旅する話と言葉の疑問や進化を遂げる映画。

友達と観に行って、セックスシーンが多すぎて、頭痛くなったし、映画を
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

4.2

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE
~二人の英雄~」
漫画とアニメは大好きなのだが、映画は観たことがなく、今年四作目が公開するので、これを機に一作目から観ようと決めました。

今回の作品は
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Saltburn(2023年製作の映画)

5.0

「Saltburn」
お金持ちと貧乏の男の子の物語だが、不快な事と主人公の感情に無茶苦茶にしていく。大好物の映画登場。

最初はオックスフォード大学に入学されて、見た目で馬鹿にされて、学力で勝負しよう
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.2

「雪山の絆」
飛行機が墜落して、徐々に無くなる食料と亡くなった人を食べるかの鬩ぎ合いとどのようにすれば、助けてくれるのかという過酷な状況の映画。

この映画は、韓国かアメリカかなと思ったら、まさかのス
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