おさむちゃん

ひとつ屋根の下のおさむちゃんのレビュー・感想・評価

ひとつ屋根の下(1993年製作のドラマ)
4.4
涙あり笑いありで完全に楽しんでしまいました。

あんちゃんも小雪も服が恐ろしくダサい。

男尊女卑的なとことか、不良に対する風当たりの強さとかドラマ特有の無茶展開とか目につくものはあるけど、
野島伸司の愛における陽の部分を充分に堪能した。

江口洋介ことあんちゃんは確実に気が狂ってるけど、「そこに愛はあるのかい」の当時の流行語に真ごうことなきの愛の人。

主観的でダサいし、かっこ悪いし、苦しい事ばっかりだけど、電信柱のように一本筋が通っている。
生きる強さ。ついつい心が揺さぶられてしまう。

生きるか死ぬかの人としての大事な所は間違わない。
それ以外割と間違ってるかもしれない。

90年代と野島伸司と男はつらいよが混ざり合って出来たハートフルなドラマでした。

福山雅治ことちい兄の「あぁんちゃん…」は観てる間に自分も多分100回は言ったと思う。
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