ついにこのシーズンでキャロルまで降板!オリジナルキャストがどんどんいなくなる…
シーズン6のヤマはやっぱりER刺殺事件です。そのトラウマでカーターはPTSDになってしまい、同僚のみならず患者にも当たったり、薬を間違えて患者が死にかけたり、もうメンタルがボロボロでした(シーズン4のときのマークを思い出す)。眠ることも出来ず、薬物に手を出しているのを医学生やインターンに見つかったことでリハビリ施設に送られますが、「リハビリは必要ない、医者なんか辞めてやる」と暴れていたカーターを救ったのは、かつての師匠であるベントンでした。カーターが良い医者であることを新人の頃から知っているベントン先生。この数年間を無駄にしてはいけないと暴れるカーターを抱き締めるベントン先生と、ベントン先生の胸で泣くカーターの姿が悲しい…こうなってしまったのはカーターのせいではなく、事件のせいだから余計に辛い話でした。
前回シーズンの後半から良い雰囲気になっていたグリーンとコーデイは正式に付き合い始め、親にもお互いを紹介して順調そう。最初コーデイが出てきたときは全然好きになれなかったのに、長い間見ているとなんだか可愛く見えてくる…(笑)
キャロルは無事双子を出産し、一人で育てるもシングルマザーは大変で仕事でも今までほど力を発揮できなくなってしまいます。そんなときに新しく来たヨーロッパ人のルカ・コバッチュ医師と良い雰囲気になり、デートを重ねていましたが、とある患者を救ったときにロスへの愛を思い出してそのままシアトルへ旅立ちます。最後はロス役のジョージ・クルーニーもチラッと出演しました!
そして、シーズン6から海外ドラマファンならどこかの作品で絶対見たことがあるエリク・パラディーノがデイヴ・マルッチ医師役で登場(NCISファンは見たことあるはずです)。ロスの後釜としてマイケル・ミシェルがクレオ・フィンチ医師役、「エージェント・オブ・シールド」でお馴染みのミン・ナがシーズン1で一度降板してから再びジン・メイ役で登場し、「アフェア」のモーラ・ティアニーがアビゲイル・ロックハート役。今、第一線で活躍してる俳優の駆け出し時代を見たければER一択だなというくらい、ERはレギュラーもゲストも豪華。
ゲストは「プリズンブレイク」の看守でお馴染みのウェイド・ウィリアムズ、また「プリズンブレイク」のケラーマン役ポール・アデルスタイン、生意気な子どもの患者役でシャイア・ラブーフ、ルーシーとカーターを刺した精神病患者役で「Numbers」の天才数学者役を演じたデイビッド・クロムホルツ、ルーシーとカーターを刺した精神病患者の妻役で「殺人を無罪にする方法」でアナリーズの右腕ボニー役を演じたライザ・ウェイル、絵の具を食べて運ばれてきた若い青年役で「マッドメン」のピート役ヴィンセント・カーシーザー、大怪我でERに運ばれてきた少女役でダコタ・ファニング。
あまりにも豪華すぎるというか…後々大物になった人が多すぎて、キャストも凄いけど、スタッフの人たちの見る目がすごい。ERのスタッフはダイヤの原石を発見する能力が高すぎて、毎回そこに感動してます。
20代初めの頃のヴィンセント・カーシーザーが超美青年なのでぜひ見てほしいです…(激推し)