ちょっき

13の理由 シーズン1のちょっきのネタバレレビュー・内容・結末

13の理由 シーズン1(2017年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

テープのリストにあがる登場人物ひとりひとりがいろんな側面持ってて自分を防衛することに必死だけど感情がうまくコントロールできない思春期の危うさや脆さ、家庭と学校がほぼ全ての狭い世界での生きづらさが痛いほど伝わった。
結末は決して覆らないから11話のクレイのパートはとても辛かった。ハンナが思い描いたクレイと上手くいく未来も結局は学校の中と親の隣と狭い世界の中までしか想像できなかったのがすごい印象的。


以下、見当違いかもしれないけど個人的に感じたことつらつら書く

多分ハンナは母のようなハイスクールライフを(母が当時人気者だったとか、そこで運命の人=父親と出会ったりとか)過ごしたかったのかなと思った。ジョックグループと関わらなきゃいいのに何かと関わってしまうのも人気者を意識してのことなのかなとか。お店の事で手一杯な両親にSOSを送れなかったり怒りの矛先が両親に向いてもおかしくはない状況だったし自殺後テープを両親に聞かせないでとトニーに頼んでいたハンナをみるに尊敬する両親の前ではサイコーの娘でいたかったのかなって、迷惑かけたくなかったのかなって思ったけどそれらも結果的に総て裏目にでてしまっていて居た堪れない
もちろん誰が悪いとかどの罪が重いとかそういう話ではないことは分かるんだけどあえて言いたいのは自殺も重罪なんだなって思う。その絶ってしまった命はそのひとだけのものじゃないってハンナの両親やクレイをみていて感じました。
s2なくても良さげだけどやるとのことなのでやるなら観ます!
ちょっき

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