これまで見てきたパク・ヒョンシクは、いつもちょっと影のある感じだったので、今作はびっくり。軽い感じの演技がとても上手いし、キメるところはキメるし、良かったです。
パクボヨンがとてもとても可愛いのだけど、韓国ドラマらしく可愛いだけでは終わらない。力の強い女という設定も、私はすんなり見られました。どっちかというと、同じ力の強い系の「恋のゴールドメダル」の方が馴染めなかったです。イ・ソンギョンがあまりにスレンダーで重量挙げは無理やろ…と思わずにいられなかった。
今作はファンタジー設定なので、パクボヨンがヒョンシクとジスを両肩に担いでも笑ってみてられるし、面白すぎた。
怪力の持ち主であるトボンスンが、弱い人や女性を助けるヒーローになるという展開に、ラブストーリーとサスペンス、コメディが入るし、俳優さんも豪華なので、人気作というのも納得。
ただ、ゲイ設定が、笑われたり、弱味になったり、株価が下がったり、といった風に使われているのは、うんざりでした。2017年の作品ということで、時代的背景もあると思うけれど、こうした描写があることで楽しさが減ってしまいました。そこが残念。
