藤中恭美

ゲーム・オブ・スローンズ 最終章の藤中恭美のレビュー・感想・評価

4.3
ジョージ・R・R・マーティンのファンタジーシリーズ「氷と炎の歌」を原作としたテレビドラマである本作は、七王国の王座を巡って、重要人物を惜しげもなく殺してしまうという予想もつかない展開&圧倒的なスケール観でとてもドラマとは思えない映像づくりが素晴らしかったんですが、ついに終わってしまった。。。
第一章から8年かかっての完結というから、途中から子役が大きくなってしまって、この人誰?状態になったりと色々あったけれど(笑)、登場人物だけでもかなり多くてスケール半端ない物語をなかなかうまい具合に終わらせたな、というのが観終わっての感想。
誰しも納得いくような形で無難に終わらせたといった感じ。
ドラマが小説を追い抜く形で完結してしまったけれど、ラストの構想は原作者のジョージ・R・R・マーティンが製作者側に話しているそうなので、これが実質の原作のラストということかもしれない。
でもドラマと原作、だいぶ違ってしまっているので、途中の話の展開はまだまだ波乱がありそう。
ドラマは登場人物を増やさないように後腐れなくとっとと殺していたのに(笑)、原作は死んだと思って死なない人もいるから、ね。。。
とりあえず原作。
ジョージ、早く書かんかい。。。(笑)
藤中恭美

藤中恭美