このレビューはネタバレを含みます
全シーズン見終わって、これからもうこんなにハマるドラマないんじゃないかと思うと、とても悲しいです。
シーズン１の第１話からやりたい放題だったサーセイ。
最期、唯一愛する男の腕の中で、２人っきりで、というのは、これ以上ないハッピーエンドなのでは？
あれだけ傍若無人で、関わった人間を１人残らず不幸に陥れてきたサーセイが、唯一１人だけ幸せに死ねたような気がして悔しいです。
一緒に見ていた夫は「志半ばで命を落としたジェイミーは不憫」という感想でしたが、振り回されながらも結局断ち切れなかったサーセイへの愛のために死ねて、そういう意味ではジェイミーもハッピーエンドですよね。
そして私の最愛のカリーシ、デナーリス。
ミッサンディを失ったから、にしてはあの大暴れは理解し難いですね。
脚本が…脚本がなぁ…
もしも、もう１シーズンあったなら、とか、原作が先に完成していれば、とかたらればを考えずにいられません。
デナーリスが統治する世界が見たかったなぁ。
ジョンだって、七王国の王となれる血も素質もあったのに。
デナーリスとジョン、とっても大好きなふたりの最後が死とナイツウォッチなんて。
ずっと応援していた気持ちが報われなかったなぁ…
そのほか、野人はこれからどうなるの？ブランの治める国はどんな感じなの？ていうか森の子らどうなったの？海に出たアリアはこれからどうするの？とかたくさん気になる部分はあるのですが、だからといって全シーズンを通して星５つ以外の選択肢はありません。
気になるところは、今後ぜひたくさんスピンオフを作っていただきたい。
取り急ぎ、ターガリエン家のお話を楽しみにしています。
