事件が起きるまでがややタルく感じても、警察に捕まる1話後半から加速度的に面白くなる。あとはもう文字通りイッキ見。
弁護士も監獄のドンも一目でナズに目を付けるけど、その全てが「リズアーメッドの顔が可愛い」一点突破。説明不要の説得力。ドンがなぜナズを選んだか。「学があるから」「無垢だから」と後に言うけど、ナズは多分信じてない。後半新人をスカウトする時、彼は新人をコマとして扱う。かつて自分がされたことを抜け目なく学習して実践するナズをドンはどこか切なそうに眺める。
しかし皆の感想どおり、1話目と最終話のナズはまるで別人のようだった。結局は本当の真実は分からず、ナズがどういう人だったのかも分からない。現実は善人と悪人て区分はないもんな‥状況が多くを変えるだけで。
ジョン・タトゥーロ演じる弁護士も印象的だった。かつてアトピーがこんなにフィーチャーされたことあるだろうか。
とにかく無茶苦茶面白かった。元のベンウィショー版も見たいなあ。配信されないかな~。