自閉症スペクトラム障害を抱える青年の成長を描くNetflixオリジナル・ドラマのシーズン4。あれ?ちょっとどうしたんだろう?というぐらい今シーズンは淡々とした展開。
主人公のサムが大学を休学して南極行きを目指すのがメインの話で、妹のケイシーも高校生活で大きな転換期を迎えるものの、脚本的には無難な感じ。ガードナー家の子供達は悩みを抱える事もあるけど、基本的には努力家で頭が良いという描き方になっている。これまでのシーズンでは危なっかしい展開もあったけど、それが愛らしくもあったので、今回は物足りなく感じてしまったのかも。
友人達は相変わらず魅力的なんだけど、ケイシーの元彼がフェイドアウト気味で残念。あと、親友ザヒードの睾丸ネタは、そんなに面白くないのに引っ張り過ぎ。あ、でもアメリカのティーン女子は睾丸の話をしてもドン引きしないという発見もあった(このドラマの世界だけかもしれないけど)
好きなドラマだったので敢えて言うけど、4シーズン全てを思い出してみると、やはり1~2が最高だった。3~4もFilmarksでの評価は高いみたいだけど、レビュー数は半減しているので、途中リタイアが多く発生した結果、高評価だけが平均スコアに反映されているのではないだろうか。