2015年の1作目から、2年毎に続編が作られ、この「3」で、取りあえずは一旦の完結。ディズニーの名作に登場するヴィランの子供達を主人公にして、新しい世代の目線で善と悪を描くという、野心溢れるコンセプト>>続きを読む
前作から、なんと8年も間を開けての続編観賞。その間に僕は色んな映画を観て「ディセンダント」シリーズの監督が、「ハイスクール・ミュージカル」や「ニュージーズ」を手掛けたケニー・オルテガである事も把握して>>続きを読む
アポロ11号による月面着陸にまつわる陰謀論を軽快に笑い飛ばすコメディ映画。月面着陸の映像がフェイクであるという陰謀論は、1978年の映画「カプリコン・1」辺りで一気に広まってしまった経緯もあるので、5>>続きを読む
他のガンダム・シリーズの劇場作品同様、テレビシリーズの世界観やストーリーと矛盾が生じないよう、脈略の無い「単発」の敵が登場。登場人物はテレビ版と共通している物の、どこか「SEED」とは違う作品を観てい>>続きを読む
最大150インチの映写が可能なプロジェクターを購入してから以降、過去の名作を大画面で見直す時間を設けている。大半は再レビューしていないけど、さすがにこの「タイタニック」は大画面との相性が良く、レビュー>>続きを読む
17世紀に実在したと言われるイタリアの修道女ベネデッタ・カルリーニを題材にした作品。厳密には、当時行われた宗教裁判の記録を基にした1985年のノンフィクション書籍「ルネサンス修道女物語: 聖と性のミク>>続きを読む
難病や障害を持つ主人公に同じ境遇の人物と出会わせる設定は海外の映画でも何度か見たし、2人が同じ立場にある事で画面内に「可哀そう」の感情が漂わず、予想外に力強い作品になる事が多い。
本作もその例に漏れ>>続きを読む
「THE FIRST SLAM DUNK」とこの「ルックバック」で、日本のアニメーションが新しい段階に入った。というか、実写みたい、本物みたい、という「それ、アニメを褒めている事になっていないのでは?>>続きを読む
マレーシアの貧困層地区で暮らす兄弟の話。聾唖者のアバンと、素行の悪いアディ。2人は事情により身分証明書を発行してもらえず、そのせいで銀行口座も作れない。
マレーシアが舞台だが、台詞は中国語で、映画の>>続きを読む
不登校の女子高生が行方不明になり、親友の同級生がその行方を探し始める。そんな彼女の学校に着任したのは、元ボクシング・チャンピオンの体育教師だった。
女子高を舞台にしているものの学園もの特有の要素は少>>続きを読む
埼玉県に住むクルド人一家の難民申請が不認定となり、生活が一変する様子を描いた作品。と同時に、先進国の中でも難民の受け入れに極めて消極的な日本の現状を描いた作品でもある。
「名前を出せないクルド人難民>>続きを読む
皆さんのレビューを読んで「サメ映画」なるジャンルがしっかり定着している事にまず驚く。僕はこの「セーヌ川の水面の下に」でまだ2~3本目の超初心者という事になる。以下、そんな浅い視点のレビューなのでご注意>>続きを読む
19世紀後半のイギリス統治下にあったインドを舞台に、ヒンドゥー教の一宗派であるヴィシュヌ派の指導者JJによる女性信者への性的搾取と、それを新聞で報じた記者カルサンダースに対するJJからの名誉棄損の訴え>>続きを読む
ダークなポスター・ビジュアルと、鑑賞済みの方による高評価で、以前から気になっていた作品。
原作ともテレビアニメ版とも違うビジュアルや、横溝正史風の村社会ホラーになっている点は想定範囲内だし、「ゲゲゲ>>続きを読む
約1ヵ月前のamazonプライム無料体験期間に観ていたのにレビューするのを忘れていた。それでも全く問題ないぐらい、今も記憶にしっかりと残っている凄い映画だった。
婚約者を何者かに惨殺された国家情報院>>続きを読む
長年音楽関係の仕事をしてきた事もあって、僕には音楽を聞いただけで、その曲が発売された年代を当てるという妙な特技がある。そこまででは無いとしても、音楽を聞いただけで、特定の時代の記憶が蘇ったりするのは、>>続きを読む
日本では劇場未公開となってしまったDCヒーロー映画。
ゴッサム大学の法科を卒業したメキシコ移民3世のハイメが主人公。彼が面接の為に訪れたバイオテクノロジー系大企業でたまたま手にしたスカラベに寄生され>>続きを読む
21世紀になった直後辺りに開発され大きな話題となったファイル共有ソフト「Winny」。その革新的な技術を利用して違法アップ/ダウンロードが横行した事から、ソフトの開発者である金子勇氏まで逮捕されてしま>>続きを読む
幼い頃から母親に暴力を振るわれ、売春を強いられる、過酷な生活を送ってきた21歳の女性。彼女が覚せい剤使用容疑で取り調べを受ける中で、ボランティアで更生施設も運営する刑事と出会い、人生の新たなスタートを>>続きを読む
ULTRAMANであってウルトラマンではない。出演者に日本人が並んでいるので勘違いする人も多そうだけど、製作はアメリカで、台詞も英語。日本語吹き替え版の声優を担当している人達が、日本の宣伝では「出演者>>続きを読む
原作を思わせる手書きのデッサンが動き出す。ベース、ドラム、ギター、と楽器の音が加わる毎にチームのメンバーが増え、5人揃った所で色が加わる。原作者である井上雄彦が自ら監督と脚本を手掛ける「SLAM DU>>続きを読む
いやー、面白かった。
iPhone誕生以前にスマホ市場を席巻していたブラックベリー社を題材にした実話ベースの話。Nike社を題材にした「AIR」にも雰囲気が似ているけど、このブラックベリー社はオタク>>続きを読む
AI vs 人間を題材にしたSF映画は、僕にとってもう相当に古いタイプの映画で、積極的に観る事は無いのだけれど、Netflixオリジナル作品として配信されている本作はかなり評価が高いので試しに鑑賞して>>続きを読む
絶好の大画面案件が配信開始という事で、プロジェクターからの120インチ投影で鑑賞。
地上600メートルのテレビ塔で繰り広げられる高所スリラーで、訳あり女性2人による挑戦、うち1人はYouTuber、>>続きを読む
世界各国に存在する「実家に帰ったら親が〇〇になっていた」映画の、アメリカ西部編。それらの中で最もシリアスになる、父親が植物状態という設定。
前段の説明等は一切なく、弟と姉が到着した時点で、いきなり父>>続きを読む
第二次世界大戦時のドイツ。ユダヤ人大虐殺の場となったアウシュビッツ収容所を題材にしているが、画面内にそれが映る事は無く、隣に住む所長ルドルフ・ヘスの家庭の様子を延々と描いている。
芝生が綺麗な庭で遊>>続きを読む
児童への性的暴行などの容疑で逮捕・有罪となったアメリカの実業家、ジェフリー・エプスタインとの交友関係から発覚した、イギリスのアンドルー王子による性的虐待問題を描いている。
何と言ってもポイントなのは>>続きを読む
オリジナルの台湾版は4.0の高スコアを付けた。その台湾版には元々「失われたバレンタインデー」という意味の原題が付いているんだけど、この日本版リメイクは、完全に邦題ベースのリメイクになっている。まあ、中>>続きを読む
「ラ・ラ・ランド」ばりのカラフルな世界観を楽しめる台湾のミュージカル映画。
バレンタイン・デーの台北を舞台に、花屋を経営する女性、パン屋でスイーツを作る男性、市役所の職員で合同結婚式のスタッフを務め>>続きを読む
1993年生まれの若手劇作家、加藤拓也による長編監督作の2作目。前作「わたし達はおとな」が若い同棲カップルの話で、今回はW不倫で冷え切っている若い夫婦の話。
男女による喧嘩を描く映画は、人間の本音が>>続きを読む
つい先日、アンハサウェイ主演のバツイチ女性が、ボーイズグループのイケメンと恋に落ちる映画「アイデア・オブ・ユー」を観て、「夢物語だけどアンハサウェイが可愛いから成立する」という感想が多く見られたことも>>続きを読む
前半と後半で全然雰囲気が違う。
原題とは全く違う邦題が付いてしまったので、スターリンによる人口飢饉をメインテーマにした映画にも見えるけど、その事実を世界で初めて報道したイギリス人記者ガレス・ジョーン>>続きを読む
原題も監督も変わってしまったけど、一応前作となる「サーチ」と同じテーマで作られたシリーズ物の扱いらしい。パッと見の大きな変更点は、前作が「親が子を探す」話だったのに対して、「子が親を探す」話になってい>>続きを読む
「ポルノ界のアカデミー賞」を5回逃したポルノ俳優マイキーが、長年別居中だった妻の実家に無一文で帰ってきた。口だけは達者だけど、まるで生活力が無く、その特殊な経歴故に、新しい仕事も見つからない。そんなク>>続きを読む
大人と子供の出会いが互いの人生に影響を与えていく様子を描いた映画は、「カモン カモン」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「20センチュリー・ウーマン」「アマンダと僕」等、名作が多いが、女同士の組み合わ>>続きを読む
突然記憶を失った男が、治療のための回復プログラム“新しい自分”に参加することになる。思い出せないのなら、まずは新しい記憶を脳に作っていき、それをきっかけに過去を思い出すという感じだろうか。
この治療>>続きを読む