回想シーンでご飯3杯いけるさんの映画レビュー・感想・評価

回想シーンでご飯3杯いける

回想シーンでご飯3杯いける

ストーリーだけではなく、演出や構成に輝きのある作品が好きです。
ユーザーIDを見れば察しがつくと思いますが、映画を彩る音楽や音響には自然と耳が行ってしまう。

良いと思った映画を評価する際の基準を提示する意味でも、良くないと思った映画にも正直な評価を書きます。3.0が基準点。

映画館以外も、全て5.1ch環境にて鑑賞。

映画(1361)
ドラマ(0)

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.6

五月革命前夜の若者の姿を描いたフランス映画。そう言えば、日本にも同じ'60年代の学生運動に参加する若者を描いた「無伴奏」という映画が'16年に公開されたが、国は違えど、共通するムードを持つ作品である。>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

2.5

斎藤工監督作品で、本人も出演。リリー・フランキー、松岡茉優といったメジャーどころから、マニアックな俳優も多数参加していて、とても気になっていた作品。

葬式に参列した人達の証言から、故人の生前の姿を描
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.7

エイズ患者撲滅の為に活動する団体ACT-UPの元メンバーであった監督が、'90年代初頭の自身の経験に基づいて制作した、メッセージ性の強い作品。カンヌ国際映画祭グランプリを始め、海外では多数の賞/ノミネ>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

すんごく邪悪なピーターラビット!

原作がどんなだか良く知らないけれど、冒頭から動物達がラップ風に歌っているし、ウサギ達は言葉が汚めで行動も荒っぽく、絵本の新約版といった趣きになっている。原作ファン
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めまい(1958年製作の映画)

3.5

アルフレッド・ヒッチコック、'58年の作品。Netflixで観たのだが、驚くほど映像が綺麗。サンフランシスコの降り注ぐような太陽の光とゴールデン・ゲート・ブリッジの赤、登場人物が着る色とりどりのドレス>>続きを読む

おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

4.5

日本でも何かと話題の戦場ジャーナリストと、その家族の関係を描いた作品。久々に大きく心を揺さぶられた。

自らも報道写真家であるノルウェーのエリック・ポッペ監督が、自身の経験に基づいて作った作品らしいの
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

2.5

これとほぼ同じ時期に作られた「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」がかなり面白かったので期待しつつ鑑賞。

Mr.ビーンでお馴染みのローワン・アトキンソンの笑いって、少なくとも僕達日本人にとっては、動き
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家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.0

「東京物語」のリメイク「東京家族」から生まれた山田洋次監督の家族ドラマのシリーズ2作目。なまじ出演者が同じという事で「東京家族」とのキャラ設定の微妙な違いが気になってしまった前作に比べると、今回は設定>>続きを読む

ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)

4.0

「ブレイクダンスを“社会主義化”する」というキャッチコピーがなかなか強烈。こんな面白い映画が存在していたなんて今まで知らなかった。

アメリカ映画の影響でブレイクダンスがブームになっていた'80年代の
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.5

近年は「異常気象」が注目のキーワードで、台風、ゲリラ豪雨、熱中症に関するニュースが毎日のように流れている。その中で特に顕著になっているのが、大量に出回る災害動画の類。一般人がスマホで簡単に撮影できるよ>>続きを読む

ずっとあなたを待っていた(2018年製作の映画)

3.8

Netflixから、またまた魅力的なオリジナル作品が登場。ロンドンのカムデン・タウンを舞台にしたミュージカル映画だ。

あの「ラ・ラ・ランド」に近い雰囲気もあるけど、登場人物の大半が黒人である事や、カ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

全編がPCの画面で構成されている事は勿論、それ以上に感心したのは、これまで映画の中では社会に対する悪影響という側面で語られる事が多かったインターネットやSNSを、善悪ではなく、僕達の生活の中に当たり前>>続きを読む

ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.3

目が不自由な女性と、現在は駐車場の管理人をしている訳アリの元ボクサーの純愛物語。

「ビューティー・インサイド」にも出ていたハン・ヒョジュの、目が見えない、でも、人懐っこい人物描写がとても魅力的で、現
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夜が明けるまで(2017年製作の映画)

3.6

毎週のように目新しいアイデアや映像に満ちた映画が世に現れる事は、映画好きにとって至福の至りなんだけど、一方で特に新しさはないけれど、その世界に安心して身を任せられるような、映画らしい映画もあって、ロバ>>続きを読む

オーマイゴッド 〜神への訴状〜(2012年製作の映画)

3.5

相変わらずインド映画の良作を多数ラインナップしてくれるNetflixで、僕の現時点でのベストムービーである「PK」と同じ宗教がテーマの作品を発見。「PK」は宇宙から来た青年が神様を探す話だったのに対し>>続きを読む

絶対の愛(2006年製作の映画)

3.7

主人公の顔が毎日変わる「ビューティー・インサイド」もそうだったけど、整形先進国である韓国の「顔」に対する感覚は、僕達日本人の価値観を少し超越している。恋人に飽きられるのが怖くて美容整形手術に踏み切った>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

2.5

女性同士の恋愛を描いているものの、所謂LGBT映画的なメッセージ性がほぼ皆無な事に驚いた。あらすじには「愛の逃避行」なんてちょっと気恥ずかしい言葉が並んでいるけど、それはレズビアンについてではなく不倫>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.8

オンライン試写会にて鑑賞。テイラー・スウィフトによる反共和党発言から間髪を入れずに、反トランプとおぼしき本作が登場。前作「華氏911」以上に話題を呼びそう。

マイケール・ムーア監督とトランプ大統領の
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子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

3.7

「50回目のファースト・キス」で共演したアダム・サンドラーとドリュー・バリモアが、10年後に再び共演した作品。2作品に関連性は無いものの、「50回目の~」が恋人同士であったのに対し、本作では子持ちのバ>>続きを読む

最強の出前人(1994年製作の映画)

1.5

「少林サッカー」のチャウ・シンチー、'94年の作品。同監督の最近の作品だと「人魚姫」も面白かったのでこれも期待したんだけど、「いつ面白くなるの?」と待ち続けたまま、気がつくとエンディングだった。

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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.2

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のヒロイン役で知られるリー・トンプソンの娘、ゾーイ・ドゥイッチが主演。目覚める度に自分が死んだ日の朝に戻る無限ループに陥る女子高生を描いた、一種のタイムスリップものだ>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

なるほど~、こういう映画だったのか。スピルバーグ・クラスともなると公開時もレンタル店に並んでからも、ガチガチにイメージを固定されて宣伝されるので、勝手にコメディ&ラストで泣ける映画だと思い込んでいたん>>続きを読む

ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.0

戦争の向こう側。ナイジェリア出身のウゾディンマ・イワエラが書いた小説を、日系4世のアメリカ人キャリー・ジョージ・フクナガ監督により映像化。出演しているのは大半がアフリカ系の少年達である。西アフリカの架>>続きを読む

マチルダ(1996年製作の映画)

3.3

育児放棄の糞両親の間に生まれながら、その反動からか、本を愛し、勉学でも大学生並みの知能を持つようになったマチルダ。入学した小学校では体罰、、、というかほぼ殺人マシーンの校長がいて、まるでホラー映画のよ>>続きを読む

パリ、夜は眠らない。(1990年製作の映画)

4.2

1980年代のニューヨーク・ハーレムで独自の進化を遂げたクラブとゲイカルチャーのドキュメント。夜の世界が持つ強烈なエネルギーと、それが社会的な必然から生まれた事を理解できた。

登場人物の大半が黒人の
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

2.5

「マイティ・ソー バトルロイヤル」に大抜擢されたニュージーランドの映画監督タイカ・ワイティティの作品。

親に捨てられ精神的にも孤立していた孤児リッキーが、山奥で牧場を営む夫婦と暮らす事になり、自然と
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

ロバート・レッドフォード版は未見。1920年代の華やかな社交界を舞台にしたラブストーリーを、バズ・ラーマン監督、レオナルド・ディカプリオ主演でリメイク。バス・ラーマン特有の現代的なアレンジが賛否両論の>>続きを読む

点対点(2014年製作の映画)

2.8

近代化が進む香港で、点と点を結ぶ壁画のようなものが多数発見される。その謎めいた現象を通じて出会う男女の姿を描いた、少し変わった雰囲気の映画だ。

物語を通じて描き出されるのは、近代化が進む前のノスタル
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.7

「負けるが勝ち」が座右の銘の僕なので、これを観ないわけににはいかない。3年間負け続きの中年ボクサーの父と、ピアノが好きな娘による、親子の物語。

父は45歳で、試合の仕事も入ってこない中、欧州チャンピ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

1.5

アメリカ制作の対テロを題材にした実話物という事で、期待できる要素が無く鑑賞を後回しにしていたのだが、案の定という感じのプロパガンダ映画だった。

実際の事件が数分で解決したのだから、そこに至るまでの時
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

4.0

超辛口の寓話といった感じ。

クーデターで国を追われた大統領と幼い孫の逃亡劇。独裁者としての祖父やクーデターの意味を知らない孫の目線から、大統領として、そして人間としての祖父の姿を描き出していく手法が
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デザート・フラワー(2009年製作の映画)

3.8

ソマリア出身のトップモデルで、子供時代に体験したアフリカの風習、女性器切除 (FGM) の事実を明かした事で世界的な反響を巻き起こしたワリス・ディリーの半生を描いた作品。

主演は同じくアフリカ出身の
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.5

公開時からずっと観たかったけど、ちょうど父親が他界した直後だったので自粛。一周忌が明けたのでようやく鑑賞した。

おじいちゃんの訃報から親族一同集合。二男一女の子供と孫達による、少しぎこちなくて面倒く
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.0

’90年代にCUTiE Comicで連載されていた漫画が原作という事なので、元の読者層としてはCUTiEに連載されていた「リバーズエッジ」にも近いのかなと予想。ライブハウスで働く女性ツチダが、純粋で>>続きを読む

ステップ・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

アフリカンダンスを土台にスポーツ的な要素を取り入れ、アメリカの黒人系大学では定番になっている「ステッピング」を題材にしたスポ根もの。

ダンス&スポーツという事で「チアダン」に近いといえば近いのだろう
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ダフト・パンク リビールド(2014年製作の映画)

2.0

1998年だったか、某クラブの控え室でダフトパンクの2人と話した事がある。当時はまだマスクをしていなかったので、2人とも当然素顔だったし、後になって今のような謎めいたアーティストとして売り出されるなん>>続きを読む

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