回想シーンでご飯3杯いけるさんの映画レビュー・感想・評価

回想シーンでご飯3杯いける

回想シーンでご飯3杯いける

ストーリーだけではなく、演出や構成に輝きのある作品が好きです。
ユーザーIDを見れば察しがつくと思いますが、映画を彩る音楽や音響には自然と耳が行ってしまう。

良いと思った映画を評価する際の基準を提示する意味でも、良くないと思った映画にも正直な評価を書きます。3.0が基準点。

映画館以外も、全て5.1ch環境にて鑑賞。

映画(1424)
ドラマ(0)

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

2.5

レビュー数も多く、スコアも高い。いかにも女子向けだったので観るのを後回しにしていたけれど、いざ観てみたら、期待を下回る内容だった。

ゲロが2回出てくる事や、下ネタが多い事は、アメリカのティーン向け映
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.8

正直者の素朴な気持ちが人の心を変え、社会を変えるという、インド映画の中でも一番好きなタイプのストーリー。このタイプでは、アーミル・カーン主演の「PK」と、シャー・ルク・カーン主演の「マイネーム・イズ・>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

2.8

中世と21世紀のふたつの時代を又に掛けた三角関係の話。

「バーフバリの原点」というキャッチコピーが印象的で、監督は「バーフバリ」のS・S・ラージャマウリが手掛けている。しかし、物語の軸足はあくまで現
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恋の紫煙2(2012年製作の映画)

3.2

香港電影金像奨の最優秀脚本賞を受賞した作品の続編。前作で煙草をきっかけに同棲を始めたジーミンとチョンキウが、生活のすれ違いから別れてしまう所から物語は始まる。

ジーミンが香港から北京に転勤し、やや遅
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タグ(2018年製作の映画)

3.3

30年間に渡り鬼ごっこを続けている男達の話。

まずアメリカにも鬼ごっこ(TAG)があって、日本と同じで身体にタッチする事で鬼が交代するルールになっている事に驚いた。この国境を越える遊びの魅力が単純な
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

2.5

「横道世之介」「滝を見に行く」「南極料理人」等、ゆる~いテイストが魅力の沖田修一による作品。30年間外出した事が無く、自宅と庭で生物や草木を観察し、気が向いたら絵を描くという超スローライフを送る老人、>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.6

「猿の惑星」前日譚三部作の完結編。スターウォーズで言えば「エピソード3」に当たり、地球はいかにして猿の惑星になったのか?という謎が、ミッシングリンクを繋げる形で明かされる。

「創世記」「新世紀」とシ
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野生のなまはげ(2015年製作の映画)

3.6

実は僕、大のなまはげ好きで、野生的な風貌とは対照的に、地元の子供達からは怖がられ、時代遅れになりつつある、その哀愁を帯びた存在に何とも言えない愛着を感じているのであります。Filmarlksでフォロー>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

原題は「Christopher Robin」。つまり本作は「クマのプーさん」の純粋な実写化作品と言うわけではなく、脇役であった少年クリストファー・ロビンのその後を描いた別作品と捉えるべきなのだろう。>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

2019年最初の劇場鑑賞は、悩んだ末にこれに決定。

進行性筋ジストロフィーという難病を抱え、北海道札幌市に在住していた男性のユーモア溢れるキャラクターを描いた実話物で、大泉洋が主演。

タイトルは、
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.3

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。7作目)

Netflix作品連続レビューのラストは、視聴者が主人公の行動を選択するインタラクティブ要素を取り入れた話題作「ブラック・ミラー:
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7月22日(2018年製作の映画)

4.5

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。6作目)

今回の連載レビューで最も満足度が高かったのは、2011年にノルウェーで発生したテロ事件を描いたこの作品だ。実話物、特に戦争やテロを
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ダンシング・トライブ(2018年製作の映画)

3.4

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。5作目)

僕の住む大阪市内でも、日米英以外の映画が劇場で公開される機会は決して多くない。上記3国以外で作られた日本未公開作品を多数ライナップ
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.6

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。4作目)

コーエン兄弟の作品はこれまでにもいくつか観て来たものの、演出が高度というか、粋過ぎるというか、映画にある程度の俗っぽさを求める僕に
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モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

3.4

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。3作目)

同じ原作で、同時期に撮影が進められていたディズニー版「ジャングル・ブック」に対し、こちらはワーナー・ブラザース版。タイトルは主人公
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.8

(Netflixオリジナル映画を連載形式で一気にレビュー。2作目)

「クリスマス・クロニクル」と並んで、2018年末からNetflixがTV、ラジオで大量CMを投入しているオリジナル作品。流行の「D
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プライベート・ライフ(2018年製作の映画)

4.3

(鑑賞を後回しにしていたNetflixオリジナル映画を年末年始にイッキ観したので、連載形式でレビューします)

「泣ける!」「胸熱!」「共感」「実話」等の分かり易い売り文句が必須となっている映画業界。
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ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

3.6

年明け1発目は何にしようと考えながらNetflixで発見したインド映画。

父親に代わって復讐を果たす為に、シャー・ルク・カーン演じる主人公がニューイヤー・パーティーに潜入し、ダイヤモンド強奪を企てる
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.0

74分ワンカットという事で「カメラを止めるな!」に近い手法で作られた作品。イギリスの戯曲を日本で上演するまでの話で、リハーサル期間である1ヶ月を74分間にシンクロさせる手法が取り入れられており、ある意>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

2.5

台湾映画の巨匠エドワード・ヤンによる代表作。これまでに観た彼の監督作品はどれも良かったし、近年の台湾映画も軒並み楽しめたので、大いに期待して鑑賞。

1960年代の台北を舞台にした青春ドラマで、台湾映
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空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯(2015年製作の映画)

3.5

日本占領下の朝鮮で生まれた文学好きの青年、尹東柱(ユン・ドンジュ)と宋夢奎(ソン・モンギュ)の半生を題材にした実話物。

学生時代に詩の才能を開花させたドンジュは、独立運動を主導したモンギュと共に若く
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友罪(2017年製作の映画)

3.6

日本の少年犯罪史上最悪と言われる事件の犯人「少年A」のその後を題材にした作品。その元少年Aを瑛太、彼と出会う事になる職場仲間を生田斗真が演じている。30代の男優では最も好きな2人であり、彼らは本当に素>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.2

首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルを主人公に、第二次世界大戦中の激動の時代を描いた作品。主演はゲイリー・オールドマンで、彼専属で起用された辻一弘による特殊メイクが第90回アカデミー賞のメイ>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.4

「猿の惑星」リブート・シリーズ3部作の第2弾。「スターウォーズ」で言えばエピソード2という事になる。

「2001年宇宙の旅」冒頭の猿が武器を持った後の続編といった趣で、ストーリーはダークで哲学的。あ
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.2

「スター・ウォーズ」シリーズでお馴染みのジョージ・ルーカスの初期監督作品。デビュー作「THX1138」が難解な近未来SFだったのに対して、こっちはアメリカ人なら誰でも共感できるであろう青春映画。
公開
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私たちが飛べる日(2015年製作の映画)

3.2

2016年の大阪アジアン映画祭で限定公開された香港映画がNetflixにラインナップされていたので早速鑑賞。

主演は、つい先日に観た「恋の紫煙」にも出ていたミリアム・ヨン。どうやら彼女は香港でかなり
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.4

何処の国の作品なのか意識せずに観たけど、これってブラジル映画なのか。僕達が思い描く南国的な雰囲気はなく、登場人物がポルトガル語を話しているので、ヨーロッパの作品のような感触があった。

目の不自由な少
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.6

万国博覧会が催された1970年に、大阪のとある町で焼肉店を営んでいた在日韓国人夫婦と4人の子供達の生活を描いた作品。日韓合同による演劇作品の映画化であり、昭和の大阪を舞台にしながらも、人種差別やいじめ>>続きを読む

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.2

ブレイク前のYUIが主演した映画「タイヨウのうた」のハリウッド・リメイク。ストーリーはほぼ変わっておらず、太陽の光に当たれない色素性乾皮症(XP)の少女が、長い間憧れていた少年と心を通わせていく様子が>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

「ボーダーライン」やNetflixオリジナル「最後の追憶」で脚本を担当していたテイラー・シェリダンの、監督としてのデビュー作。その2作や、「スリービルボード」に近い、辛口のミステリーである。

冬場の
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.2

他の方も書かれている通り、レディー・ガガの歌唱が素晴らしい。冒頭に鼻歌で歌われる「オーバー・ザ・レインボウ」、そしてドラァグ・バーでのライブ・シーンで、既に涙が流れそうになる。

実話物ではなくフィク
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残像(2016年製作の映画)

3.5

アヴァンギャルドな作風で有名なポーランドの画家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの晩年を描いた実話物。

僕のようにストゥシェミンスキの事を知らない人にも伝わるものがあるメッセージ性の強い作品だ。2
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

だいぶ昔に観たきりで、内容も殆ど忘れていたので再鑑賞。

男関係でトラブルがあった女性2人が、ネットを通じて知り合い、お互いの家を交換してクリスマス休暇を過ごすというストーリー。そこで新しい男性との出
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.6

北朝鮮と韓国の刑事による歴史上初の“南北共助捜査”を描いたバディ物。Netflixオリジナルで同時期に公開された「鋼鉄の雨」も全く同じテーマの良作だったが、こっちも負けていない。

北の最高指導者を南
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レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

3.4

「アリー/スター誕生」の公開も待ち遠しいレディー・ガガのドキュメンタリー。その「アリー」のオファーを受けたエピソードから始まり、5thアルバム「ジョアン」のレコーディング、スーパーボウルのハーフタイム>>続きを読む

恋の紫煙(2010年製作の映画)

3.4

韓国や台湾の映画はかなり観ている方だけど、香港映画は「イップマン」や「天使の涙」等、数えるほどしか観た事がない。この「恋の紫煙」は2010年の作品で、法改正で室内での喫煙が不可能となり、喫煙者達が専用>>続きを読む

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