1ヵ月のアマプラ無料体験期間を終えて、久々に古巣Netflixでオリジナル作品の最新作を。
で、やっぱりNetflixはオリジナル作品こそが最大の醍醐味だし、僕にはしっくりくる作品が多い事を再確認し>>続きを読む
監督も脚本も同じ人が担当する続編。令和の世に突然生み落とされた昭和テイスト満点のやくざ映画で、韓国バイオレンスの影響も感じたのだが、今回はアクション部分が更に韓国寄りの派手なものになっている。
前作>>続きを読む
日本でもっとベトナム映画を観られるようにして欲しい。劇場でも限られた場所と回数しか上映していないし、配信にあがってくる機会も少ない。かつての日本に近い風景と音楽は、どこか懐かしさを感じさせ、魅力溢れる>>続きを読む
日本版のポスターにある「まさかの実話!」がピント外れ。これってそういう売り方をする映画なのだろうか?
僕は実話映画が苦手で、特に戦争やテロを題材にした作品は、事実との齟齬が気になって、楽しむというよ>>続きを読む
「マルホランド・ドライブ」の元ネタらしいんだけど、その「マルホランド~」を観たのがかなり前なので比較できない。
女優として成功を収めた女性の、過去の幻の中で生きる不気味さと悲しさ、その女に寄生する脚>>続きを読む
最近は第二次世界大戦の戦勝国側が作るヒトラーのそっくりさん映画に食傷気味だ。絶対悪として描かれるディフォルメされたヒトラー像からは、無思考こそ生み出せても平和を学ぶ事はできないのではないか?と最近の僕>>続きを読む
いわゆるタイムスリップ物の韓国映画。鑑賞後の今に見ても、パケ写に写っている人が出ていたかどうか思い出せない。そのぐらいパケ写が作品のテイストに合っていない。
1983年の教師と、2015年の刑事が、>>続きを読む
同じ商業高校に通っていた仲良し5人組の卒業後を描いた2001年の韓国映画。現代的な目線で見るとペ・ドゥナ主演という事になるだろうけど、特に彼女だけをクローズアップしているわけでは無く、あくまで5人の群>>続きを読む
1995年。まだ歌手デビューする前の浜"﨑"あゆみがほぼ主役に近い形で登場する。彼女が出演しているのでアイドル映画っぽい要素が強いのかと思ったら、実に真っ当な作りの映画で驚く。監督は橋口亮輔。岩井俊二>>続きを読む
ホアキン・フェニックス扮するラジオ・ジャーナリストのジョニーが、妹から頼まれ、9歳の甥ジェシーの面倒を見る共同生活を始める話。
状況的な説明があまり無いまま話が進むので、冒頭20分ぐらいはどういうア>>続きを読む
フランスの風変わりな気候学者が、ゲーム好きのインドア系息子を強引に引き込みながら、雁のひな鳥に渡り鳥のルートを教えるという無謀なプロジェクトに挑む話。ルートを教える際には軽量飛行機を使って一緒に空を飛>>続きを読む
デビュー間もないメリル・ストリープが主演。彼女が初めてアカデミー主演女優賞を獲得した作品でもあるらしい。
ホロコーストを題材にしているものの、舞台は戦後のアメリカで、メリル・ストリープが演じる主人公>>続きを読む
今泉力哉監督が本作に寄せたコメント「主人公を不機嫌にするという発明」がとても的を得ている。
まるで事前にアンケートでも取って設定したかのような好感度系主人公とは正反対を行く、本作の主人公みのり。一見>>続きを読む
ファン・ジョンミン主演でFilmarksでの評価も高く、期待の上、鑑賞したのだが、、、、これを賞賛するわけにはいかない。
エベレスト頂上付近で遭難した後輩の遺体を回収するために、ファン・ジョンミン扮>>続きを読む
カンヌ国際映画祭史上初めて上映されたケニア作品。看護師を目指す少女ケナは国会議員候補の娘。彼女が街中で知り合い仲良くなった友人ジキも、同じく国会議員の対立候補の娘だった。
まだまだ女性の社会進出が進>>続きを読む
本作と同じ早老症を題材にした日本映画「桜のような僕の恋人」に2.0という低いスコアを付けた僕だけど、この「世界で一番いとしい君へ」には大満足。同じ難病物でも描くアングルが全然違う。日本と韓国の映画作り>>続きを読む
窪美澄の短編小説を映画化。幼い頃に母が家を出て、父娘の2人で暮らす家庭に、父の再婚相手と幼い連れ子がやってきて、新しい生活が始まる、、、というストーリー。
監督は今泉力哉。淡々とした語り口から登場人>>続きを読む
腰痛持ちの主人公が、前科持ちで仮出所中の兄、客にナイフを突きつけるトラブルを起こして職を失った敏腕シェフ等のポンコツ仲間と協力して、寂れたレストランの立て直しに挑戦するコメディ映画。こんなの面白くなる>>続きを読む
10年前の韓国映画。作品の存在自体、今まで知らなかったけど、これがなかなか良い。「バーニング」のユ・アインが高校生役、そして、荒っぽいけど優しい不良教師をキム・ユンソクが演じている。この役どころ、もう>>続きを読む
製作規模に対してレビュー数が多過ぎ! それが本作の魅力を何よりも物語っていると思う。ほぼ1人で作ったストップモーションでありながら、色んな楽しみ方ができる間口の広さを持っている。大手によるプロモーショ>>続きを読む
息子、友人、その恋人という、不思議なメンバーで共同生活をしているシングルマザーの春⼦。そこに夏休み限定で居候する事になったのは春子の旧友でライフスタイル・プランナーとして著名な知世の娘。いやー、もうこ>>続きを読む
アルフレッド・ヒッチコック渡米後第1弾に当たる1940年の作品。チャップリンの「独裁者」と同じ年なので、僕が今までに観た映画の中でもかなり古い作品になる。
イギリスの大邸宅マンダレイに住む領主マキシ>>続きを読む
地味な作品なんだけど、鑑賞後の心に残る感触が半端なく温かい。いや、本当に良いアニメ映画を観させてもらった。「風が吹くとき」で有名なイギリスのレイモンド・ブリッグスが、両親の生涯を題材に描いた絵本が原作>>続きを読む
基礎疾患がある身体なので、コロナ感染拡大が続く2022年はずっと劇場鑑賞を我慢していた。そして、以前から観たかった本作をまだ上映している劇場を発見! オリジナルのフランス版は公開当初に観たきりで、ほぼ>>続きを読む
中国と台湾が対立していた1969年。台湾に実在した「軍中楽園」と呼ばれる娼館を題材にした作品だ。エリート部隊から左遷される形で「軍中楽園」の管理を担当するようになった青年兵と、そこで働く女性達の交流を>>続きを読む
基本的には2018年のコーチェラ・フェスで世界同時配信されていたライヴ・パフォーマンスと同じ。衣装、ダンス、照明、簾のようなカーテン使い等、演劇的な手法も既に2018年の時点で取り入れられていた物であ>>続きを読む
原題は「OK! MADAM」で、韓国では完全な新規作品として打ち出されているのに、どうして日本版は「エクストリーム・ジョブ」のパチモンみたいなポスターで、タイトルも全然関係のない「ノンストップ」に変え>>続きを読む
例えばクイーンやエルトン・ジョン等のミュージシャンを主人公にした映画を観るぐらいなら、まずはCDやレコードを聞くべきだと思っている僕だけど、本作のようにレコード会社のオーナーやプロデューサー等、裏方の>>続きを読む
モダニズム建築の街として知られるコロンバスを舞台にして描かれる、年の離れた男女の物語。
高名な建築学者の父を見舞うためにコロンバスを訪れた韓国系アメリカ人の中年男ジン。建築に詳しく、コロンバスの図書>>続きを読む
'80年代を舞台にした「横道世之介」や「グミ・チョコレート・パイン」を筆頭に、各時代を生きた若者たちの姿を地域色豊かに描いた作品には魅力的なものが多く、最近だと「花束みたいな恋をした」や「劇場」辺りが>>続きを読む
ジョージア(グルジア)とアブハジアの間で起きた紛争の中で暮らすエストニアの老人を主人公にした作品。ソ連崩壊後の不安定な状態にあった東ヨーロッパを舞台している。地理的には、現在戦地になっているウクライナ>>続きを読む
ある朝のラジオ生放送中、身元不詳のリスナーから入った爆破予告の脅迫電話と、それに対峙する元TVキャスターのアナウンサー。その駆け引きを、ほぼ事件と同じ程度であろう90分にまとめたワンシチュエーション・>>続きを読む
最近は裏方としても活躍するジョージ・クルーニーが監督として携わるamazonスタジオ・オリジナル作品。主演はベン・アフレック。
アメリカの作家J・R・モーリンガーの自叙伝が原作らしく、彼が青春時代を>>続きを読む
デンマークの元料理人ウルリク・ラーセンが、北朝鮮の中枢に潜入し、軍需産業を通じてパイプを作り暴露していく10年間を捉えたドキュメンタリー。
隠しカメラを使って撮影された映像は、普通ならば僕達が見る事>>続きを読む
大衆食堂の料理人と、フランスでの修行から帰ってきたばかりのエリート・シェフが、料理の腕で対決するグルメ・エンターテインメント。
2人が市場で偶然出会い、目当ての食材を取り合いする事になる冒頭からベタ>>続きを読む
第94回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた作品。題材はアメリカのホームレス。
ぱっと見のビジュアルは綺麗だし、ナレーションも少なめなので、サラッと見ていると物足りなさを感じてし>>続きを読む