ドキドキハラハラなスパイもの。
シリアスタッチだがロマンチックで、透明感とスリルがたまらない。
パイン役のトム・ヒドルストンと、ローパー役のヒュー・ローリーのにらみ合いがたまらない!
カメラがずっと寄っていられるトムの透き通った目と、どんな嘘も木っ端微塵に見抜けそうなヒューの不気味さが、画面に目を釘付けにさせる。
どこにでもいそうな、どことなく覚束ない叔母さんのアンジェラが、予算の逼迫した諜報機関を率いてローパー逮捕に執念を燃やす。
こちらが応援したくなる要素が満点、パインを見守るアンジェラたちは、腐った政府側の組織にやられてやられてやられまくるが、パインは見事ローパー組織の内部で登り詰める。
スパイものに欠かせないドキドキな美女との絡みも相まって、物語はスリル&ロマンチックに進んでいく。
スパイもののドラマを多く知らないので、わたしの中で今のところダントツ一番のスパイドラマです。