2018年 イギリス
ドミニク・ウェスト、デヴィッド・オイェロウォ、リリー・コリンズ
原作はヴィクトル・ユゴー。
CSで放映してる時に観ようかどうしようか超悩みながら観なかったんだけど、NHK地上波で放映されると聞き、、観ました。
よかったわぁ。
ミュージカルとして舞台、映画化されていて余りにも有名ですね、ヒュー・ジャックマンの映画はよかったよなぁ。
で、こちらはBBC作成のドラマ。60分×8回なので映画なので端折ってる部分も細かく描かれています。
特にファンテーヌがコゼットを身ごもるまでのエピソードとか。そしてテナルディエとマリウス父の関係とか。
映画観てもこのドラマを観ても理解できないのがジャベールのひつこさ。
何でここまで執拗にジャン・バルジャンを追いかけるのか。
何でそこまで法にがんじがらめになるのか。それ故にジャン・バルジャンに命を救われて法以外の基準があることに適用できずに自らの命を捨てちゃったんだろうなぁ。
全般的に「現代」とは違う世界感。ファンティーヌが男に遊ばれテナルディエに騙される無知蒙昧ぶりや、テナルディエのクズさ加減。そして働かなくても食べていける身分のマリウスやコゼットのおバカともいえる純真無垢さ。今も貧富の差は激しいけど、ここまではないよねぇ
革命に命をかける若者もある意味純真無垢だなぁ。
あと、ジャン・バルジャンは実は司教に赦された時に改心したのではなく、マリウスを救った時に神に赦しを請うたのかなぁ??
って思いましたわ。
これだけ観て原作未読ってのが恥ずかしくなってきたから、読んでみます。