丸福

101回目のプロポーズの丸福のレビュー・感想・評価

101回目のプロポーズ(1991年製作のドラマ)
3.6
薫さん情緒不安定過ぎ。

後半の薫の鬱陶しさは、ラストに至るまでの布石と思えばしょうがないのかもしれないけど、1人思い悩む姿は最早周りを振り回す、はた迷惑な人。

そんな薫演じる浅野温子の独特な演技。
彼女を見て思った。
そうか‼️
浅野温子は「男性」だったんだ。
いわゆるオカマを連想させた。
そう思ったら妙にしっくりくる。
男性が演じる「女性」
男性の視点から見た私っていい女風的な演技が浅野温子なんだと。

実際の浅野温子さんはサバサバ系女子らしい。
そんな彼女が導き出したいい女の答えが、あの演技に繋がっているんだと思えば、合点がいく。
あの独特な演技が1周回ってなんて男前なんだとさえ思えてくる。

武田鉄矢と江口洋介の掛け合いも良かった。
武田鉄矢のアドリブに必死に食らいつく江口洋介。

本編ストーリーとは関係ない部分に思いを馳せる事が多いドラマだったような気がする。
丸福

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