すずきり

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのすずきりのレビュー・感想・評価

4.0
かつて住んでいた洋館に囚われた家族。
館から離れても心に棲みついた傷と、傷へのそれぞれの向き合い方が描かれる前半。傷の正体と、傷へのそれぞれの向き合い方が試される後半。

単なるホラーではなく、人間が描かれている。
洋館に囚われただけでなく洋館に思い出を詰め込んでいる家族は、どうしようもなく自身と向き合うことになるわけです。

散りばめられた伏線が時に大胆に時に拍子抜けしながら回収されていきながら洋館ホラーの雰囲気を堪能できて、やっぱ洋館ホラーっていいよねってなります。
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