実際の事件をもとに創作された松本清張の長編推理小説をドラマ化した作品。原作未読。
主人公の刑事「ロクさん」が優秀なのだがクセが強い点とか、警視庁捜査一課と所轄のいがみあうシーンがあるとか、刑事推理ものの定番的な要素は盛り込まれている感じだが、原作に準じている演出なのかは不明。川原和久氏が所轄の刑事役で出ていますが、本作での役どころも含めてどうしても「相棒」の伊丹刑事に見えてしまう(^^;
結構早い段階で犯人が容疑者として定まってしまうので、どんでん返し的な事を期待すると拍子抜けかもしれず。ストーリーは楽しめたが、後味の悪い結末だった…。