あいあい

振り返れば奴がいるのあいあいのネタバレレビュー・内容・結末

振り返れば奴がいる(1993年製作のドラマ)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

4話くらいまで、おもしろいのか、おもしろくないのか、わからないまま進んでゆく。
でもなんだか、ラストにかかる「YAH YAH YAH」で半強制的に、わくわくさせられて、次回も見たくなる罠。
5〜6話で、今までのフリがきいて、おもしろくなってくる。

司馬が嫌な奴な感じなのに、
なぜか、いつの間にか司馬を応援して、
石川先生に好感を持てない……

司馬先生が本当はいい奴な感じがプンプンするのに、
みんな本質を見ようとしなくて、
どんどん辛くなってくるからか。。

織田裕二がどんどんファニーさも
チラチラ出してくるから、
どんどん司馬が好きになってくのかもしれない…

別に悪いこと言ってないのに、
なんでどんどん石川先生が嫌いになってくのは、
本当になんでなんだろうなぁ
人間は、正しすぎるものが苦手なのか……🤔

でも、きっとこのドラマとしては、
視聴者が司馬を好きになっていき
石川先生にフラストレーション溜めるのが
狙いのひとつだろうから、
お2人は、すごく上手に演じてらっしゃったのだろう。

そんな感じで、
悪そうな司馬をどんどん判官贔屓していく。
9話では、そんな気持ちを見透かすようにというか…狙ってたのか……急激に、司馬が良い人に全フリ。
かと思えば、本当に悪いこともして、弄ばれる。
弄ばれるのに、司馬を応援する気持ちが消えない。笑

9話になると、前述のフリが効いて、
めちゃめちゃドキドキしながら織田裕二を見ることに。笑

素直になれない司馬が可哀想でねぇ。。

最終話は、
司馬がちょっと素直になれて良かった。
手術成功後の司馬がニコニコが止まらなさすぎて可愛いし。笑

それにしても
最終話は、時間足りない感がすごかった。
石川の気持ちの揺れ、全くないまま、死が怖いにハンドル180°きってくるし!笑

最後の司馬刺されるシーンも、
私の好み的には、もう少し尺使って欲しかった。。。
司馬が泣きそうだから、ちょっと、泣いてからが良いし、
刺された後もフラストレーション溜まるような短さでバーンって終わるし(狙い…なんだろうけど)

ツッコミどころも多いけど、
総じておもしろかったし
みんなアツめで、良かった!!!

織田裕二の「ありがと」の言い方、好きすぎる。
あいあい

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