kakuko

ブラック・ジャックのkakukoのレビュー・感想・評価

ブラック・ジャック(2000年製作のドラマ)
3.6
堤幸彦監督版ブラックジャック、いい意味で私の中のブラックジャックのイメージをぶっ壊してくれた。
監督の味が染み出している。
ノリツッコミするブラックジャック先生お茶目だ。
ラジコンヘリを鳩にぶつけるの可哀想だろ。
鳩も外科手術できるブラックジャック先生すごい。
柴咲コウ様にAVでもソープでもなんでもします、必ずお金返しますって言わせるとかすごいブラックジャック先生。
なんとしてでも手柄を立てたい刑事。
子供は心臓病。
首絞めて苦しくて逃れたので生きたいと判断する。
幽霊バスの都市伝説。
不法投棄された衣類。
同じ日にいなくなる行方不明者。
敬徳病院へつながっていく。
臓器売買。
死にたい人間が無数にいて、生きない人間も無数にいる。
人も車も一緒、部品を取り替えてやるだけで新品のようになる。
本当にそうなのか。
臓器売買のマッチングサービス。
医者は金儲けのために存在するのか。
技術に金を払う。
母親の心臓を子供に移植。
何がなんでも子供を助けたい親の心。
その言葉が聞きたかった。
首絞めシーンを再度、今度は我慢する子供、死にたいという気持ち。
ブラックジャック先生の方が首締めを諦める。
君を殺せなかったんじゃない、もう一つの命を殺せなかったんだ。
お母さんの心臓。
臓器一つ一つに魂は宿っている。
巨悪の院長は不起訴。
臓器売買の顧客には大物もいる。
院長の心臓には殺したボディガードの心臓を移植していた。
「お前のために動いてはやらん」
心臓発作で院長急死。
謎の力が働いているよう。
このオカルト感もいいな。
kakuko

kakuko