このレビューはネタバレを含みます
宣伝ビジュアルに全く惹かれなかったけど、あまりに評判が良いので見た。
しがない英語教材販売員が、仕事のできる同僚から営業のコツ(褒めて褒めて突き刺す、得意な人種をつくる)を習い成功するも、妻の不倫現場の目撃と変態性欲者との出会いからAV監督になっていく話。
うーん、1話目はあまり乗れず。
そこまでセックス描写を赤裸々にやる必要あるのだろうか。
まあ自然と言えば自然なのかな。こちらが地上波の自主規制に毒されすぎてるのかな。
テーマがテーマだけに、見るときの構えを変えないといけないのだろうな。
お金かけてる割に、当時の雰囲気があまりにチープな感じも好きになれない。髪型とか雑じゃない?
オープニングの映像も。
題材選びは地上波でも映画館でもやってないものなのでそこに面白さはある。
そうかビニ本は中を見れないことを売りにしてたのか。
山田孝之は平常運転で意外性はない。
満島真之介は良い。
まあもうちょっと見ます。
第2話。
村西とおるが、北海道でトイチのサラ金で金を借りまくってビニ本を売りまくる。
北大神田書店のヴィレヴァンぽいPOPとか、本当に当時のものなのかなあ。
細かいことなんだけど、細部が疎かな感じがビンビンにするんだよな。
抑圧されまくった、めぐみさんが登場。
ビニ本屋を繁盛させ、裏本の制作に乗りだす。その過程で撮影現場に関わり
2話にして、國村隼と二ノ宮隆太郎が共演とかすごいな。知名度のある実力者と知名度のない実力者が同じ空間にいる。
この2人の並んだ絵面面白いな。確かに共通の空気ある。キャスティングは素晴らしいな。
第3話
買収した道警に警視庁から派遣されたリリーフランキーがやってきて逮捕されるまでの非現実的な逃げシーン。マンガ的なんだよな。そういう表現も勿論ありなんだけど、雑というかチープに見えてしまわないだろうか。
ビニ本からAVへと変化していく時代。
バス爆破おもろい!
第4話
いよいよAVが発売もバス爆破ものは売れてなかった。
売れ筋の研究を始め、ライバル会社の女優をスカウトする。
駅弁誕生。このための後藤さんだったのか。
制裁を受け女優が誰もでてくれなくなり窮地に立たされる。
第5話
母親の過去の不貞を知った黒木香は、自ら出演を志願する。
森田望智、凄すぎるな。
どうやってここまで吹っ切れることができるんだ。
AVは完成するが、母親の反対で回収に。
飽きて途中で中断しててやっと見終わった。
ホノルルで逮捕された村西監督のためにヤクザになってしまう満島真之介が切なかった。