俳優陣の演技が本当にすばらしく、その熱量がドラマのエンジンになって物語がダイナミックに展開していく。
特に伊藤沙莉がすごい！
彼女の登場シーンから、時代設定から考えて、AVの現場で働く女性メイクには女優に対する偏見を含んだ意識や自分の仕事に対する割り切れない思い的なものがあるのではないかと勝手な妄想を抱いてしまっていた。
しかし劇中では、彼女は偏見もなく女優を美しくメイクアップし、撮影に必要な技術を提供するという完璧なプロフェッショナルとしてのキャラクターが示される。そして、そこに嘘は見えない。その説得力のある演技にとても驚かせられた。
プロットも成り上がり、巨大な敵との戦い、チームの友情と裏切りといった王道要素で構成されているためか、飽きずにどんどん見進められるようになっている。
間違いなく面白くて、見る価値のあるドラマ。
