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Fleabag フリーバッグ シーズン 2のタオルのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

このドラマめちゃくちゃすきです!
特にラスト!
希望の話。苦しくて恥ずかしいけど、たくましくて笑える。

多分主人公は心から愛せるものを探していて、相手からも愛されたいと思っている。それが彼女にとって、人生の救いになるかもしれない。

主人公は、日々後悔が増えていく息苦しい生活から逃れたいと思っているけど、どうすれば楽になれるのかわからない。
終盤で、心から愛する人を見つけて、彼女にとっては、愛が生きる希望になるかもと気がつく。
しかし、好きになった相手(神父)は、信仰に希望や救いを見出している。
お互い惹かれあっているけれど、ふたりの生きる希望は同時には叶えられないので、それぞれの希望を目指していく。という悲しいけど、たくましい最後がすき!

他の登場人物たちも、目的やゴールははっきりしないけれど、なんとなく希望を持ち続けている。
いつか救われたい、満たされたいと思っている。
信仰、成功、自信、愛など、希望の在り方がそれぞれ違う。そのせいで、人と人が一緒には居られなくなったりする。
希望にはどうしても痛みや悲しみが伴う。それでも、漠然としたそれぞれの希望を目指そうとするところがすき!

個々の話は、笑えるし、共感できるし、見やすいし、おもしろい!リアリティがあると思う
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