おはる

高い城の男 シーズン1のおはるのレビュー・感想・評価

高い城の男 シーズン1(2015年製作のドラマ)
1.7
第二次世界大戦において枢軸国が連合国に勝利した後の世界を描いた話。最高にワクワクする舞台設定と制作総指揮がリドリー・スコット氏という点で結構期待して観ていたのに……。
Amazonオリジナルで予算は潤沢だからか映像の迫力みたいなのは凄いのだけれども、日本(おそらくドイツも)の描き方がアレすぎてきっと歴史やら文化やら軍事やらのアドバイザーみたいな人をいれずに作ったのだろうなと思わせるほど。サンフランシスコの下町の雑居ビルに"厚生労働省"の看板や市民憩いの公園で軍人によるハラキリショー開催、さらには変なお辞儀して変な日本語しゃべる日本側の登場人物たちなどトンデモ日本の描写のオンパレード。まあ原作未読なので、もしかすると忠実に再現しているだけという可能性もなきにしもあらずだが、いくらなんでも日本人に対して敬意が無さ過ぎでは?ただ、世界から見た日本や日本人って未だにこんな感じということを知ることができた点ではとても有意義だったのかもしれないけどね。
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