あぶない刑事の48の情報・感想・評価

エピソード48
第48話
拍手:0回
コメント1件
けー

けー

このコメントはネタバレを含みます

「無謀」 大下さんと鷹山さんがカッコいいからと横浜の街に爆弾しかけたという若者。勝手に憧れていた女性に振られた腹いせという意味不明すぎる動悸で捜査課のみんなを翻弄。何やったってカッコいい2人というかカッコ悪いことやったところでそれすらカッコいい2人なので意味ない感じで。1日に2回も爆弾解体する羽目になった大下さん。1回目の時も被害者をできるだけださないように1人で爆弾もって車でできるだけ人のいないところまっしぐらに向かったし、2回目は鷹山さんに「お前の命もらったぞ」と言われて「いやだよ」と言いつつ鷹山さんの判断に委ねるっていう。爆弾とめた後の「しゃべれないだろ。オレ今日2回目だから喋れるけど...」の大下さんがたいそうかっこ可愛らしゅうございました。 この脚本の話はちょうど今読んでる「核心」という「あぶない刑事」関係者インタビュー集で当のライターさんが語っていたのを読んでいて「いつもヘラヘラ軽いから困らせてやりたかった」という思いで書いたシナリオデビュー作だったとか。何それーとか読んだ時は思ったけれどどう転んでもカッコよい2人であることが確認できたということでぐっしょぶかな。大下さんが歌うところカットしようとして「そこが面白いんだよ」と監督やプロデューサーに怒られたとか後にエピソードを監督した時は松田優作氏から「ちゃんと館と柴田を撮ってやれよ主人公なんだから」と怒られたんだそうな。愛ないなー....と悲しくなったけど松田優作氏がそうやって気にかけていたというのはなんかすごいしなぁと。