エクストリームマン

マンダロリアンのエクストリームマンのレビュー・感想・評価

マンダロリアン(2019年製作のドラマ)
4.6
Chapter 1: The Mandalorian
やっぱりあのマスクは無性にかっこいい。治安の悪い酒場、道案内してくれる原住民の翁にガトリング砲(ビームだけど)まで出てくるので完全に西部劇!やっぱジョン・ファヴローはわかってる。あとデイヴ・フィローニも実写の実績出来たからもう本編撮っても大丈夫なのでは?

Chapter 2: The Child
盛大に地面泥濘んでたし、翁から忍耐と交渉学ぶみたいな流れあったから、西部劇要素が1話と併せて100%揃った感。そして子連れ狼編突入。集まるとジャワは意外に強い。犀的な動物と戦わさせられるのはシリーズの伝統なのかな。翁いいやつすぎるし宇宙船直せるとかハイスペックすぎ

Chapter 3: The Sin
前半のクライマックス回。マンダロリアンたちが良すぎるでしょ。信仰心も篤いようだし、彼らはある種の僧兵なんだ。そして、自分の紋章を持たない=生まれながらのマンダロリアンではない?主人公が彼らの中で認められ慕われていることがわかる回でもあった。This is the way !

Chapter 4: Sanctuary
ついに来た(来ると思ってた)七人の侍、もとい荒野の七人回。訓練シーン好き。日が昇る前の薄暗がりと霞がかった畦道は一乗寺の決闘か。ジーナ・カラーノ演じるキャラ・デューンがまたいい味。古強者感が素晴らしい。ゲストが毎回カラッとしてていい。子連れ狼に平穏は訪れるのか

Chapter 5: The Gunslinger
新人と野心の話。プロフェッショナルなキャラ・デューンと共闘した前回とは対象的なキャラクターと展開。あらゆる西部劇的シチュエーションのアラカルト。背景としてのタスケン・レイダーが面白い。手話でコミュニケーション取れたんだな…

Chapter 6: The Prisoner
悪党どもとチーム組まされて、警備厳重な要塞化された監獄船に潜入するスーサイド・スクワッド回。ゲストキャラのドロイド:ゼロの昆虫顔はカールクロエネン感あって面白いし、監獄船の看守ドロイドも面白い造形。種々戦闘が観られるお得感のある回だった。いくらでも話作れそうだ

Chapter 7: The Reckoning
いよいよクライマックス…前のタメ回。旅の仲間集める展開がアツい。カール・ウェザース演じるグリーフもいいキャラ。謎の龍的なものに襲われてたけど、惑星ネヴァロの町の外は結構危険なのね。ヘルツォーク噛ませなのは残念だけど、まぁそうだよね。万能メカニックのじぃじが死んでしもうた…

Chapter 8: Redemption
冒頭のベビーヨーダ攫ったスカウト・トルーパー同士のやり取りがもうタイカ・ワイティティ感。まぁ、脚本はジョン・ファヴローなんだけど。シリアスになりすぎないようバランス取ってる感じかな。最終話にて明かされる各キャラの来歴とマンドーの素顔。アマラーが生き残っていたのはその強さ故かな。子連れ狼風だった旅が完全に子連れ狼になる最終話。段々アーマーとか武装がパワーアップしていく感じはゲームのイズムって感じがする。