しゅんまつもと

マンダロリアンのしゅんまつもとのレビュー・感想・評価

マンダロリアン(2019年製作のドラマ)
5.0
そして父になる。そしてマンダロリアンになる。だった。この分断の時代に、種族として忌み嫌っていたものを個として理解し、手を取り合うということ。圧倒的に正しすぎるし何よりまったく説教臭くないのが最高だ。全話通してアクションというよりは「運動」としてすべてが映画的な快楽につながっていて、それがシークエルに絶対的に欠けていたものだったと気付かされた。


ぶっちゃけこの39分にシークエルには無かったものが詰まりすぎてる。氷床からの上昇、スコープを覗いた時の遠近感、極め付けの360°回るカメラ!全ての動きが完璧。ドロイドの自爆ネタも最高。まじでずっと見てられる。


洞窟の暗闇を照らす光からの泥!泥!泥!!!!卵で喜ぶジャワまじで憎たらし可愛い。


あのハンドルを見たときの躊躇よ。表情も声もないのに何故にこんなに気持ちが伝わるのか。ラストの展開もEP9と比較にならないくらいあがるしかっこいい。


たった1台のAT-STが木々の間から現れるだけでこんなに怖いなんて。赤いライトの絶望感。農民との夜の戦闘。散々言われてるけど精神性までめちゃくちゃ七人の侍。


砂漠を駆ける2台のスピーダーの横移動。からの夜のスナイパー戦。かっこよすぎる。閃光弾の回収もばっちり。


エイリアンの出てこないエイリアン。暗転からの赤照明からの必殺仕事人ばりのアクションクソあがる。しかもあいつら全員魅力的。


いやだー!!!!!有無を言わさんおじさん!!!!!!!


アバンのトルーパー2人の会話。最高すぎる。大笑いしちゃった。