知覧記念館には何回か行って事があった。
しかし、こんな話があったとは。
最初から涙が出っ放し、特に軍服に顔をうずめて嗚咽する智恵子さんの姿には全てが凝縮されてるようで涙が止まらなかった
こんな辛い別れは絶対にないだろう。
病気でも無く、望んでもいないのに死に赴かないといけないなんて。
穴澤さんにしろ、本島さんにしろ、こんな人たちが生きていたら今の日本はもう少しマシになったろうに。
実写と劇が見事にマッチしてるし、戦後の写真を機にした物語も数奇で驚くばかりだし、生き延びた人のインタビューなどは歴史的に貴重で本当に良い作品だ。
いま、知覧の記念館を見たらもっと深く見れそうな気がする。
原爆をはじめ、こんな痛みを体験した国なのに再び戦争に向かっているのだけは、どうしても認められない。