作品としてはしっかり作られているが、肝心のキャラに全く魅力がない。
ひたすら負け犬の恨み言が長いし、犯罪者になる動機も弱いので共感はできない。
そして捜査陣もあまりにも無能なために全く共感出来ない。
…結局どちらのサイト側にも魅力が無いのが致命的。
シリアスなクライムムービーを意図してる割には合間のドタバタ風の演出もチグハグだし、インド映画の特徴だが無駄なシーンや無駄な会話が多いし、会話も稚拙。
司法側の特別チーム対偽札チームという戦いにだけ焦点を絞ればずっと完成度が上がったはずで、演出や作りはしっかりしてるだけに残念。
皮肉なことにそれまでと話のタッチが変わり、暴走する最終話が一番面白い。
