なすりさ

知ってるワイフのなすりさのネタバレレビュー・内容・結末

知ってるワイフ(2018年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

夫婦のすれ違いてチリツモで愛を誓ったはずなのにこうなっていくのか、、、というのが妙にリアルに感じられて最初のソウジンの荒れっぷりが切ない。(家事や育児に協力的でない旦那が自分の日々の素行と重なって、責められているような気持ちになったのもある爆)

人生の伴侶として共に生きていく相手を間違えたかもしれないと思ったタイミングで初恋の相手に久しぶりに遭遇し、実は好きだった発言を聞いた日にはこっちルートだったかーーとなる気持ちは分からんでもない。
人生やり直せたらなと思うタイミングでなぜかタイムスリップなのかなんなのか過去に戻ることができて、初恋選ぶルートにしてしあわせな夫婦生活…と思いきや、ソウジンと職場が一緒になる縁の強さ。こっちのルートでは結婚していない仲良し同期がソウジンに猛アタックしてヤキモキしたり、なぜかソウジンのお母さんはチャ代理のことを婿と言うし、ソウジンが惹かれてるのはやっぱりチャ代理だし、初恋の相手はなかなかの世間知らずで振り回されっぱなしと、こちらのルートもなかなかハード。なんならこっちの方がハードかもしれない。ないものねだりなのかなぁ。
ルートが違うことで少し距離を置いて話を聞くことができるので、前のルートでのソウジンの怒りや辛さがしみじみわかるし、ソウジンの好きなところを改めて感じるチャ代理の後悔は大きい。

結局最後はまた過去に戻ってソウジンとチャ代理のハッピーエンドでおさまるところにおさまってめでたしめでたしである。
最後の方のシーンで最初のソウジン荒れてた時と似たような状況が夫と妻の逆バージョンが発生するけれど、ソウジンもチャ代理も連携することで乗り越えられてて、やっぱりお互いの思いやり歩みよりと対話が大事だなと。

夫婦がお互いを尊重しながら生きるために必要なことが詰まってるドラマだなと思いました。
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