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ライフ・オン・マーズのhorryのレビュー・感想・評価

ライフ・オン・マーズ(2018年製作のドラマ)
3.5
1988年から2018年へのタイムスリップ刑事もの。先日見た「愛のトンネル」とほぼ同時期なんですが、こちらは80年代が舞台。

2018年を生きていた刑事ハン・テジュ(チョン・ギョンホ)にとって、暴力を使った自白や、証拠捏造などの捜査手段はとうてい認められるわけもなく、同僚の女性巡査ユン・ナヨン(コ・アソン)に対するセクハラやお茶くみ、見下しなどにもため息。
1988年のマッチョな刑事のカン係長(パク・ソンウン)とイ・ヨンギ刑事(オ・デファン)、末っ子役のナムシク(ノ・ジョンヒョン)がチームを組んでいて、ハンテジュと対立します。

オ・デファンのセクハラが本当にひどくて、かなりげんなりしました。最後には、ハンテジュとタッグを組むようになって、ユン巡査に対する態度も変わるんですが、見ていてしんどかった。それぐらい、オ・デファンが上手いということでもあるんですが。でも、あそこまでひどい描写は必要だったのかな、と思うのと、もうちょっと脚本としてフォローがあってもよかったんじゃないかと思う。

パク・ソンウンとチョン・ギョンホのバディ関係は、もうちょっと熱い方が好み。
良かったのは、コ・アソン。『グエルム』や『スノーピアサー』で光っていた方ですが、本作もとても良かったです。

ミステリー部分がまどろっこしく感じたのと、いまいちのめり込めなかったので評価は低めですが、よく出来た作品だと思います。
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