ロクシ

またの名をグレイス シーズン1のロクシのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハンドメイズテイル〜侍女の物語〜のマーガレットアトウッド原作。

19世紀のカナダの(イギリス)の衣装やインテリアが素敵〜😍

グレイスが使用人としてもくもくと家事するシーンも楽しかった!洗濯物がキーワードっぽく出てくるので、洗濯のシーンが多かったかな?
トイレットペーパーは雑誌を使うのねーとか。
雇い主はトイレにすら行かなくて汚物入れに用を足すのねーとか色々わかって楽しかった。

さて、このドラマの1番のポイントはグレイスはナンシーの殺害に関わっていたのか?という点だけど…結局最後までわからず。
ネットにある数少ない感想を探ってみたけど、どっちで解釈しても矛盾が出るように作られてるっぽい。

最終話の催眠術でメアリーという人格が出てきて、「私がやったのよ。グレイスは何も知らない」というシーン。
演技にしては上手すぎるし、貧しくて獄中生活のグレイスが解離性同一性障害の特徴を知っていたとは考えにくい(プロの精神科医がみたらすぐバレそう)。

でも、催眠術師のジェレマイアとは昔イカサマ催眠術で儲けようという話をされてるし、
「精神科のセンセーが患者に言ってほしそうな話をしてあげて、医者としての自尊心を満たしてあげたのよ」って独白してる。
(先生に変な夢を見るんですって話した後にニヤッと笑うシーンもある)
グレイス自身嘘はついていたし、社会的に成功者でグレイスや友人メアリーを散々動物のように見下してきた「男」でもあるジョーダンを、欺きたいという気持ちはあったのかも?

最後の手紙で、キルティングの3色(囚人服の生成り色、メアリーのペチコートの赤、死んだナンシーのドレスのピンク)を合わせて、
「これで3人ずっと一緒でいられる」
とは一体どういう意味なんでしょうね?
催眠術の時にメアリーらしき人格が、「ナンシーと話してるのよ」的な話をしていたんだけど、「あの世」の話なのか、グレイスの中にナンシーの人格までできてしまったのか…💦

最後の手紙はグレイスなのか?メアリーの人格なのか?
はたまたグレイスの虐待話を聞きたがるジェイミーに話を盛って話す自分に気づき、過去にジョーダン先生に話を盛っていたのをふと思い出して「演技でした〜」って言いたいのか…
わかりませんね〜😅


ラストシーンで視聴者の方を見てくるグレイスが怖すぎる😱
「見てるんでしょ…?」みたいな…

映像はきれいだしキャストも美人でストーリーも不思議で、6話睡眠時間を削ってイッキ見してしまいました😄おもしろかった♥
ロクシ

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