このレビューはネタバレを含みます
亡くなった被害者の声を聞いて心を取り戻し、暗く重い過去を背負う事で強くなった石川。刑事として闇のやり方で解決していくという揺るがない正義。
8話だったかな、結局、石川よりどう考えても石川を撃った上司の方が真っ黒ですよ、いくら犯人が「こっちの世界」と煽ってても私は観ててずっとそう思ってました。
闇の中の光、石川は希望という裏社会の言葉が分かる、亡くなった被害者の声が聞けるんだから、そしてタチの悪い犯人を捕まえるのだから。
まぁ、でも、もう少しスカッとした終わり方の方が好きですが、これはこれで良いと思う。「こっちの世界に戻してあげたい」という同僚の暖かい想いが全てだと思ったな。
あのラストの花を添えたのは生きてる石川の背中だと思いたいしそう思ってます、色々な解釈があって、鈴木さんだとか死んだ石川だとか、死んだ石川だったら「シックスセンス」のようにも解釈できる、うーん‥でも私は生きてる石川だと思う、
少年の火葬場で泣いていたし、
何より石川が少年の霊と話しただけで正式な捜査もしておらず容疑者を殺す事しか出来なかったから、
裏に生きるという決意の表れと今までのそしてこれからの贖罪＝花と黒く広がっていく背中なのかな。
続編というより、ただ事件解決するだけで良いのでまた観たいな〜とすごく思います。頭の中の弾はどうなったんでしょう。
イコール共に生きるという事かな。
