自分自身と/目の前の他者ときちんと向き合って対話し、伝えるべきことを伝えること。
傷ついたことを認め、胸を張る勇気を持つこと。
「みんな同じ人間だよね」って耳心地の良い言葉に甘んじず、他者のアイデンティティを尊重すること。
家族や友人たちとの“相容れなさ”を見なかったことにせず、歩み寄ったり歩み寄らなかったりすること。
男らしさの呪いを解き放とうと努力するグロフ親子が印象的。「自分は本当は何が楽しいんだ?」ってちゃんと考えるのって怖いし、他者に助けてもらうんじゃなくてあくまで自分自身で脱しようってのが大事よ。
あとはルビーとホープか。彼女たちをガス抜きのコマにしないところがやっぱり信頼できるドラマだなと。