ここで終わらせたら許さんゾォぉ…と思ったS3最終回。(つい最近S4更新が決まったようで一安心w)
堂々のハッピーエンドとも言えぬ、色々問題が残ったラストだった。
S3はグロフ校長の後任として現れたホープがメインの悪役として登場して、学園の性教育から遂には個人のアイデンティティを阻害するようなモラルの欠けた粛清を始めるという、恐ろしいストーリーだったわけだけども。
割と日本の高校で当たり前に行われていることもあったのが日本と海外のギャップで笑えた。だって、髪を染めるな、装飾品は学校につけるな、私服じゃなく制服で登校しろ、って日本じゃ普通だものね。
ただ、さすがにLGBTQの生徒に対して自分の常識を押し付けたり、学生の悩みをクソのようにあしらったり、黒人の女子だからという理由でヴィヴを生徒会長として扱ったりと、ホープが現代の教育者とは考えられない古すぎる思考なのに驚いた。この人はどんなバックボーンがあったらこんな思考回路になるのだろうか。氷山の一角しか語られてないのかもな…。
あと、コメディシーンも結構攻めてた。
1話目の1917のオマージュシーンとか、全裸の山羊隠しシーンとか、バスのシーンとか我慢できないくらい笑えた。
そして、オーティスとメイヴのロマンスが遂に進展したり、ジャクソンが真の生徒会長になったりとアツい展開もあり、学園の革命が描かれたりとこれまで以上にドラマチックなシーズンだった印象。
でも、何より今シーズンもアダムが可愛かった。
もうアダムが幸せになるならそれで良い。